【WASEDA】 早稲田大学 創立125周年 【WASEDA】

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618エリート街道さん
米アイオワ(Iowa)州で3日に行われた2008年大統領選の共和党党員集会で勝利した
キリスト教プロテスタント、バプテスト派牧師のマイク・ハッカビー(Mike Huckabee)
元アーカンソー(Arkansas)州知事に、新たな「政敵」が出現した。科学者らが、
進化論を信じないハッカビー氏が大統領になれば、米国の未来が危ないと警告しているのだ。
全米科学アカデミー(National Academy of Sciences、NAS) によってまとめられた進化論に
関する本『科学、進化論、天地創造説(Science, Evolution and Creationism)』の出版に
あたって、ミシガン大学のGilbert Omenn教授は記者団に対し、「進化論が正しいとする理論は、
喫煙が健康を害するものであったり、地球温暖化によってエネルギー政策が重要な問題であると
する理論と同等だ」と主張した。
 この本を編集した識者グループの1人であるOmenn教授は、「進化論の論拠を信じない大統領は、
ほかの問題の論拠も信じようとしないのではないか。
これは、米国が破滅に向かうことを示唆している」と将来の不安を語った。

ハッカビー氏は、07年5月の討論会で進化論を信じていないと言明している。
前年に行われた世論調査では、米国民の53%が人間は数100万年以上かけて変化して生まれたものだと
する進化論を信じているという結果が出た。
この本は、一般市民や教師を対象にしたもので、進化論の科学的解釈や進化論を科学の授業で教える
ことの重要性を容易な言葉で説明している。