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エリート街道さん:
浅野総合中学はアメリカを視察して帰ってきた浅野総一郎が、
当時の日本の教育が旧制高校・大学によるエリート教育(教養主義)に偏っているのを憂いて、
現場でリーダーシップを取る人間を養成するために創立した学校です。
したがって、旧制高校とはむしろ対極の実学主義に基づいた教育(ゲーリーシステム)を行っていました。
学校内に実習工場を設置するなど、当時としては非常にユニークな教育を行っていました。
したがって、卒業生も当時の最高学府である旧制大学を目指すものは少なく、
横浜高工・高商等の高等専門学校に進学するのが主流でした。
私立だと攻玉社、芝、青山学院、早稲田(現早稲田高校)、開成、麻布等
から横浜高商に進学していたようです。公立だと横浜一二三中(現希望が丘翠嵐緑ヶ丘)等が多いか。