■◆ 公立高校十賢者を決定しよう ◆■

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542エリート街道さん
北野高校は秀才の集まりと思われているようですが、イメ−ジとは異なりクラブ活動もそこそこ盛んで、体育の授業は相当厳しいものがあります。 
運動が苦手な方は避けたほうがよいでしょう。僕も水泳が出来ず随分苦労しました。塾よりもスイミングスク−ルへ通うはめになった者も何人かいました。 
勉強に関しては、大多数が各中学のトップレベルの者ですが、競争率が低いこともあり、入学を疑うレベルの者も何人かは混じっていて、
家庭教師をつけ、授業についていくのがやっとの者、最初から「落ちこぼれ」もいました。(多分、僕の中学から池田高校へ進んだ奴より、レベルは低い。)
しかし、僕も含めて総じてプライドは高く、頭が悪い者をバカにする風潮は確かにあります。
そして「他の高校生とはレベルが違う」という内容の会話もよくしました。特に十三の駅では他人の目を気にしつつも仲間同士優越感に浸っていた時期もありました。
しかし、3年生になると、困ったことが起きます。 プライドが邪魔をして、実力相当の大学の受験が出来ないのです。今さら、バカにしてきた他校の者がいくような学校は受けれません。 
周囲の期待も大きく、医学部OR京大OR阪大です。現役生があまり私学を受験しないのもそのためです。 結局、僕も浪人しましたが、その間もいつもプレッシャ−を感じながら勉強していました。 
そんな経験は2度としたくありません。 結局、神戸大学に受かったから良かったものの、危うく 私立大学になるところでした。成績が思うように伸びない者は 自分が入れそうな地方の国立大学を探します。 
関関同立には行きたくないのです。昔の知り合いには大学で会いたくありませんから。 
一流大学に入れなかった者は「出身高校」を聞かれるのが一番嫌だと言っていました。
先日、西宮北口で豊中高へ進学した昔のクラスメ−トに出会いました。彼は一浪して関学生になっていました。正直ホッとしました。
でも、彼の堂々とした笑顔は忘れられません。卑屈になるどころか大学の自慢話をしてきました。
僕と彼では価値観が違うのだと認識しましたが、それ以降、少し考えが変わりました。
人、それぞれにいろいろな選択肢があってもよいのかなあ。高校も大学受験も一つじゃない。!! と。