早稲田社学はどこまで上り詰めるか?

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413エリート街道さん
厳しいことを言うが、まだまだだと思うぞ。
学校案内なんかを見ると、当局にやる気があるのか疑いたくなる。
なまじ人気があるからたちが悪い。

社会科学部は、その生まれからか、今でも商、政経、法の学内併願が他学部にくらべて多い。
ここを一歩抜け出して、「社会科学を学びたい」という第一志望の学生を集めるのが急務。

確かに社学は現在までの宣伝で、
「いきなりやりたい学問なんてわかるわけねーだろ。むしろ可能性を限定されたくない」という
多くの10台の若者の心を鷲掴みにした。

しかし、これからは、それだけでは足りない。

表向き、今の宣伝だと、社会科学については単に
法学や経済学などの総称のように簡単に書かれているが、
実際には、冷戦期の西側社会でマルクスの理論に対抗されるために
マクスヴエーバーなんかが引っ張りだされて考えられてきた分析法や理論で、
今の社会構造を分析できる唯一の理論たろうとして研究されている。
80年代に入って社学が伸びだしたのは、冷戦の決着と無関係ではない。
このあたりや、現在における社会科学の存在意義については、
社学に入ってからちゃんと勉強しないとわからないのだが、
このあたりも整理して入学希望者にむけて宣伝すべきだとマジレス。

そのためには、実学であるという具体的なエサを用意することだ。
たとえば、企業という集団を動かすにおいて、概観的な視点の効果がどういうものかを
わかりやすく理論武装して広告する必要もある。