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エリート街道さん:
かつて、大阪は5学区制で府立高校が全盛期、
その中でも、北野、天王寺、大手前の「御三家」が、傑出していました。
各校で、現浪あわせて、京大100人、阪大100人くらい入っていたと思います。
阪大なら、豊中、住吉、高津、三国丘、今宮あたりでも良かったのですが、京大は「御三家」でした。
大阪市立東中学や船場中学といった名門中学が100人近い集団で
受験しに来ているのを見て、驚きました。(越境入学していたようです。)
今なら、浜や希などの塾から集団受験しているのと似ています。
星光はすべりどめでしたが、AからDの4クラスで、成績順クラス編成でした。
Dクラスは、大手前や天王寺をすべった連中がごろごろしていました。
この直前か直後かは忘れましたが、府下5学区が9学区となり、「御三家」体制は崩れました。
相対的に、府立高校のレベルは低下しました。
ちょうど、星光が6ケ年一貫制度を採用し始めた時期と一致しました。
当時はまだ、内部進学者は3ケ月ほど授業が先行している程度でしたので、
春休みの1週間の補習で追いつけました。
近畿圏で府立高校と対等以上の有名私立といえば、灘、甲陽、洛星くらいだったでしょうか。
大阪周辺の先の見える(?)学生が星光に流れてきました。
星光はうまく時代の波に乗ったのだと思います。
星光は出来ない生徒を中学で出すことで批判されますが
中学で出る生徒はやはりそれなり、だと思います。
まぁ完全に上に進めるにこしたことはないですが。
個人的には高校入試もあり、中学入試だけの学校よりは評価できると思います。