■■■中央法の ”中央” 差別について考える■■■

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389エリート街道さん
2004年07月07日

●警察庁長官銃撃事件でオウム元幹部、法卒、石川公一らを逮捕

平成7年に国松孝次警察庁長官(当時)が銃撃された事件で、警視庁は7日、殺人未遂容疑で、
オウム真理教元信者の警視庁元巡査長と、教団元幹部らの計3人を逮捕した。また、別の爆発
物取締罰則違反容疑で教団元幹部石川公一容疑者を逮捕した。石川容疑者については、長官
銃撃事件についても追及する。警視庁の捜査は治安トップを狙った未曽有のテロ事件解決に向
けて大きく動きだした。石川公一容疑者(35)はオウム真理教で麻原彰晃被告(49)=本名・松
本智津夫=の側近中の側近とされ、教団の金銭管理や「省庁」間の調整を担当する法皇官房で
実質的な責任者を務めていた。一連のオウム事件発覚後、中央大学法学部に入学。後に、九
大医学部に合格するも、オウムの構成員故に合格取り消しの処分を受ける。長官銃撃事件当時
は、法皇官房の事実上の「長官」を務め、松本被告への帰依を高めるための、幻覚剤LSDや覚
せい剤などを使った神秘体験と死の恐怖を与えるイニシエーション(秘儀)を提案し、松本被告の
絶大な信頼を得たとされる。7年4月、前年に元ダンサーの信者の長女を教団施設に拉致し監禁
した逮捕監禁容疑で警視庁に逮捕されたが、東京地検は7年5月、犯行への関与が軽微だった
として釈放した。また、元幹部井上嘉浩被告(34)=地下鉄サリン事件の殺人罪などで公判中=
は8年9月の公判で、地下鉄サリン事件の2日前に行われた「車中謀議」に石川容疑者が加わっ
ていたと証言。さらに翌日の東京総本部などの自作自演爆弾事件で、犯行声明を書くなど事件に
関与したと指摘した。後藤田正晴の「後援会長の息子」、それがオウム元幹部石川公一容疑者で
ある。都下中央大学で法律を勉強し、大真面目に麻原の弁護士になれると考えていた。「アーチャ
リーの教育係」でもあったという石川であるが、オウム武装化の一翼を担った最重要人物、という
のがはっきりしている。ところが、警察・検察はなぜか石川を起訴どころか証人としても喚問してい
ない。ここに後藤田の圧力があったとされる。石川が「ホテルで偽名で泊まったから有印私文書偽
造」で逮捕されたとき、「俺を逮捕していいのか?後藤田を呼べ!」と叫んだというのは、よく知られた事実。