●  早  慶  は  駅  弁  以  下  A  ●

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505京大生
闘 わ な き ゃ !!! 現 実 と !!!



>駿台予備学校情報センターの坊野宏一次長は、こう話す。
「基礎学力となる3教科について調べました。一般に言う合格難易度を示す偏差値ではないが、逆に、大学間、年度間で、入学した学生の学力を単純に比較することができるんです」
 このデータを調べると、特徴的なのは、旧帝大や筑波大、一橋大、神戸大などの国立大は合格者と入学者の偏差値がほとんど変わらないのに対して、私立大では早慶を筆頭に、
二つの偏差値の間に差があることだ。たとえば、今春の入試では、上智大経済学部は合格者偏差値62・1に対し入学者偏差値は56・1、法政大経営は54・1と48・0、立命館大政策科学
は58・7と50・8となっている。
 坊野次長はこう話す。
「私立大は文系・理系ともに、この3年間で合格者、入学者の両方とも数値が下がっているところが多い。これは私立大が厳しい状況にあることの表れでもあるでしょう」
 たしかに入学者の学力を見ると、3年前より下がっているところが多く、青山学院大国際政治経済(4・5ポイント低下)、慶応大総合政策(5・4ポイント)、大東文化大法(7・8ポイント)
、法政大経営(6・4ポイント)、近畿大文芸(5・8ポイント)と私立大の落ち込みが目立つ。早慶では、早稲田大は政治経済学部と第二文学部で1ポイント前後上昇、慶応大は理工学部で1・3ポイント
上昇しているが、ほかは低下ないし横ばいだ。
「結局、私立大は上位校でも、国立大との併願先という位置づけになってしまっている。早慶レベルでも、中堅以下の国立大と対抗するのがやっとなんです」(坊野次長)