1 :
ゴウザンダーフ:
はじまりはじまり
ちゃんちゃらー♪ちゃらちゃら♪
2 :
社学2年 ◆WASEDAwWkI :03/04/01 04:17 ID:CDLk/0Af
3 :
ゴウザンダーフ ◆4EeprAbGPA :03/04/01 04:20 ID:GZg0oK+F
私、頭も学歴も並以下です
センター試験ではぬるま湯につかり
法政大学でくすぶりつづけ
姓は砲背(ホウセ)、名は法二浪(ホウジロウ)
人呼んでフーテン(フリーター)の呆と発します
4 :
エリート街道さん:03/04/01 04:20 ID:GZg0oK+F
THEME SONG(主題歌)
俺がいたんじゃ 近所の恥だー♪
わかっちゃいるんだ 妹よ
いつかおまえの 喜ぶような
高学歴に なりたくてー♪
奮闘努力の 甲斐もなく
現役時も涙で 一浪時も涙で
早慶に落ちる MARCに落ちる
ドブに落ちても 賢い奴は
いつかは蓮の 花と咲く
意地は張っても 心の中じゃ
泣いているんだ 兄さんは
低学歴で男が 決まるなら
こんな苦労も こんな苦労も
かけまいに かけまいにー♪
法政と言うもの つらいもの
顔で笑って 顔で笑って
腹で泣く 腹で泣く
「西に参りましても 東にまいりましても
とにかく 初対面の人には
学歴を隠す愚かな若造です
以後 面体お見知りおかれまして
今日こう万端引きたって
よろしくおたのみ申します」
5 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/01 04:22 ID:GZg0oK+F
法二浪「桜が、咲いております。懐かしい、 東京の桜が今年も咲いております、
何て風流ぶるのはよしてと・・ 。ふぅ1年振りの我が家か・・。
家族のみんなは心配しているかな。父ちゃん、母ちゃん、咲羅(サクラ)
迷惑ばかりかけてすまねぇな・・。」
ガラガラッ
法二浪「ただいまー、砲背法二浪ただいま帰ったぞ!!」
咲羅「お、お兄ちゃん!?
6 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/01 04:22 ID:GZg0oK+F
咲羅「元気か?じゃないわよお兄ちゃんっ!法政大学を卒業して、就職も決まらずフリーターになって、
しかもそのバイト先の富士そばを辞めて、家を出て行って、一年間も何をしていたのよっ!」
法二浪「その解説みたいなしゃべり方やめてくれないかな・・・。」
母(北海道大学卒)「どうしたの、騒がしいわね。あっ法二浪・・あなたどの面さげてこの家に帰ってきたの。
まったく、お父さんがいないときで命拾いしたわね。」
法二浪「今日は日曜だろ、親父はパチンコでも行ったのか?」
7 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/01 04:23 ID:GZg0oK+F
法二浪「今日は日曜だろ、親父はパチンコでも行ったのか?」
母「違うわよっ!!この不景気の波、お父さんもリストラになったのよ。今はガテンで見つけたガードマンの
バイトをやっているのよ。土日は時給が高いって言って張り切ってるんだから。」
法二浪「親父は群馬大学出身だからな」
母&咲羅「・・法政大学よりマシよ。」
法二浪「・・・・それより、咲羅はもう高校卒業したんだな。今は何やってんだ?就職したのか?
フリーターか?それとも専門とかいってんのか?」
8 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/01 04:24 ID:GZg0oK+F
母「・・・咲羅はね今大学生なのよ。一橋大学に通っているのよ。」
咲羅「ゴメンねお兄ちゃん、そういう事。」
法二浪「・・・・・・・・・・・・・。まぁ・・・女で一橋ってのは微妙だよな・・。」
母「学歴コンプを隠そうとする精一杯のセリフね・・。」
咲羅「ゴメンお兄ちゃん。私お兄ちゃん見たいにはなりたくなかったの。
だらしなくて、自分勝手で、頭が悪くて、低学歴で、法政大学卒業で。」
法二浪「最後の三項目はどれか一つ言えば済む事だろ・・。」
9 :
エリート街道さん:03/04/01 04:29 ID:GZg0oK+F
咲羅「それよりお母さんどうしよう。今日はあの日なのに・・・」
法二浪「あの日ってお前生理なのか?」
咲羅「違うわよ、私の彼氏が初めてうちに来るのよっ!?」
母「参ったわね・・。法二浪も紹介したほうがいいのかしら。」
法二浪「Pas de question だろ。問題ない問題ない。」
咲羅「お兄ちゃん「問題ない」ってフランス語で言いたいならPas de problemよ・・。
」
母「やっぱり低学・・・・。」
法二浪「分かった分かった!!こっちからは何もしゃべらないよ、静かにしてるから。」
10 :
エリート街道さん:03/04/01 04:30 ID:GZg0oK+F
一時間後
ピンポーン
咲羅「あっ、来たみたい。玄関に行って来るね。」
法二浪「妹の彼氏・・・どんなやつだ、俺より高学歴だったら・・いやその確率は・・かなり高いか?
しかし・・日本にある大学で法政の偏差値が・・・だから半分以上の、けど・・都内だけで考えると・・。」
咲羅「お兄ちゃん、なにぶつぶつ言ってるの?お母さん紹介するね。私の彼氏の強羅さん。」
強羅「はじめまして、強羅です。」
咲羅「隣に座っている人が法二浪、私のお兄ちゃん。」
強羅「はじめまして。」
法二浪「まだお義兄さんと呼ぶのは早いぞ。」
強羅「はい?」
11 :
エリート街道さん:03/04/01 04:33 ID:GZg0oK+F
12 :
エリート街道さん:03/04/01 04:33 ID:GZg0oK+F
法二浪「へへっ!バカ大学なら大歓迎だ、俺の妹もってけや!」
強羅「いえ・・。僕はしがない東大生です。」
法二浪「ブッーーーーーーーーーーー!!ゴホゴホっ。”しがない”なんて
へりくだった言葉使うんじゃねえよ!!」
強羅「いえ・・。僕は”しがない”文三です。」
法二浪「ダメだ、ダメだ。お前みたいなやつに妹はやれん!せめて日東駒専以下、それか専門、手に職系、これが
最低条件だっ!!」
強羅「ずいぶん厳しい条件ですね・・。」
法二浪「うるさいっ!!どいつもこいつもうちの一家は国公立を出やがって!!なめんじゃねぇ。
妹と付き合いたかったら私立大学ぐらいで通っとけ!!権力の犬が。」
13 :
エリート街道さん:03/04/01 04:34 ID:GZg0oK+F
強羅「お兄さんは何でそんなに大学にこだわるんですか・・。」
咲羅「それはねヒソヒソヒソ・・・・。」
強羅「・・・法政?・・。で・・。じゃあ第一志望、第二志望とかは・・・?」
咲羅「早慶が第一で、明治立教中央青山が・・。」
法二浪「おいっ何コソコソしゃべってんだ?」
強羅「お義兄さん、私立洗顔は決して悪いことじゃないです。それに学歴だけでは人は・・」
法二浪「うるせぇー大きなお世話だ。咲羅っ!お前も余計なこと喋ってんじゃねぇ。とにかくお前みたいな男が
咲羅と付き合う資格は全然nothingだ!!」
強羅「"全然"と"nothing"を同時に使・・。」
法二浪「うるせぇ、出ていけっーーー。」
14 :
エリート街道さん:03/04/01 04:35 ID:GZg0oK+F
咲羅「あっ!まってごうちゃん!お兄ちゃんのバカーーーー。」
母「・・・・・・あんた。」
法二浪「いいんだよこれで・・・・。咲羅にふさわしい男は俺が選ぶ・・。」
翌日
母「あれ?咲羅、法二浪は?」
咲羅「知らないわよ、あんなバカ兄。」
母「まったく、お父さんも朝から山崎パンの工場に行っちゃうし、うちの男はどうしてこう肝心な時に・・アレっ?」
咲羅「どうしたの?」
母「置手紙よ、法二浪のやつまた家を出て行ったのよ。」
咲羅「はぁ?!ちょっと見せてよ。」
15 :
ゴウザンダーフ ◆iBka.At5qs :03/04/01 04:36 ID:GZg0oK+F
----
妹よ。昨日は悪いことをした。俺は出てゆく。
たびの空 お前へのしあわせいのってる。
俺の学歴のことはあまりいいふらさないようにたのむよ
I look forward to meet you again
低学歴な兄の 法二浪
------
咲羅「forward to meet・・・・・・・。」
16 :
ゴウザンダーフ ◆iBka.At5qs :03/04/01 04:38 ID:GZg0oK+F
法二浪「へぇーくっしょん!!ちくしょう誰か噂してやがるな。」
アナウンス「奈良ーー、奈良ーー、奈良駅に到着しました。」
法二浪「いやーいつ来ても奈良はいいなぁ。古い寺、仏像、さすが昔の古都。心が洗われるったぁこのことだ。
おまけに奈良には畿央大学、帝塚山大学、天理大学、奈良産業大学なんて、法政の俺でも胸はれる大学ばかり
で居心地がいいったらこの上ない。よーし、一丁ナンパでもやってみるか。おねーさん、そこのおねーさん」
お姉さんA「はい?」
法二浪「写真取りたいんですね。取ってあげますよ、ほら並んで並んで。」
お姉さんB「あ、ありがとうございます」
法二浪「今日は観光ですか?大学生ですか?」
17 :
ゴウザンダーフ ◆iBka.At5qs :03/04/01 04:39 ID:GZg0oK+F
お姉さんA「そうです、よく分かりましたね。私達兵庫から遊びに来てて神戸大学生なんです。」
法二浪「こっこっこっ神戸っ!!??」
お姉さんB「どうしたんですか?」
法二浪「いっいや、なんでもないです。観光を楽しんでくださいね・・・。」
お姉さんAB「はーい、ありがとうございます。」
法二浪「ちっ、観光にきてるのは地元のわけないもんな俺としたことがうかつだった・・。おっあのコは買い物袋さげて
いかにも地元っぽいぞ。すいませーん。」
18 :
ゴウザンダーフ ◆iBka.At5qs :03/04/01 04:40 ID:GZg0oK+F
地元のコ「はい?」
法二浪「すいません、奈良駅はどこでしょうか?」
地元のコ「え?あ、あそこに見えますケド・・・」
法二浪「どうもありがとうございます。地元の方ですか?」
地元のコ「ええ、そうですけど・・何か?」
法二浪「いやーよかった、観光したいんですけど地理に明るくなくてねぇ、よかったら案内してくれませんか?」
地元のコ「すいませんこれから実習で大学に行かなくてはならないんです・・。」
法二浪「実習?大学?もしかして・・。」
地元のコ「奈良県立医科大学です。」
法二浪「いっいっいっ医科大学ぅーーーー!!!」
地元のコ「そういう事なんで、さようなら。」
19 :
ゴウザンダーフ ◆iBka.At5qs :03/04/01 04:41 ID:GZg0oK+F
法二浪「・・・・・・・ふぅーー・・・・・・せっかく昔の古都に来たのに、あんまりだよー。」
男「"昔"と"古都"を同時に使うのはやめんか?」
法二浪「はい?あっ住職じゃないですか。なんでまた奈良に。」
住職「私は暇を見つけては奈良へ来ておる。」
法二浪「はぁ、そうなんですか。ところで隣の綺麗なお嬢さんは?」
住職「これは私の娘で芙由子(フユコ)だ、芙由子、法二浪に挨拶しなさい。」
芙由子「こんにちは。^^ 」
法二浪「はーこんなかわいい娘さんがいたんですね。」
住職「ところでお前さん、家には帰ったのかね?」
法二浪「・・・・いや一度は帰ったんですけどその・・。」
住職「むぅーー。何か訳ありのようじゃな、どれあそこの茶店でも入らんか。」
20 :
ゴウザンダーフ ◆iBka.At5qs :03/04/01 04:41 ID:GZg0oK+F
茶店にて
住職「なるほど、そりゃお前さんが悪い。妹さんはかわいそうに。」
法二浪「へぇ、今は反省しております。それにしてもこの餡蜜はうまいな。ついでに焼き団子ももらおうかな、おねーさん!」
住職「全然反省の色が見えないぞ・・・。」
芙由子「クスクス」
住職「まったくお前さんは中学生の頃までは優秀だったんだが、何処でどう間違って六大学の一番・・。」
法二浪「あ・その話ストップ。ズズズズー!あーうまいなこのお茶。」
芙由子「クスクス」
法二浪「へへへへ、お嬢さん、何がそんなにおかしんですかい?」
芙由子「フフフ、あらやだ私ったら。今までこんな男性に逢った事ないんですもの。」
住職「よさないか芙由子!はしたない。」
21 :
ゴウザンダーフ ◆iBka.At5qs :03/04/01 04:42 ID:GZg0oK+F
法二浪「へへ、いいじゃないですか住職。確かにあっしは普通の男とちょっと違う。何が違うかというと
脳の構造がちょっと違う。人と同じようなことは考えない、型にはまった考えというのが大嫌い。
いつも個性的でありたい。常に自己主張をしたい。」
住職「DQNの思考回路じゃな。」
法二浪「違いますよ。独創的というんですよ。」
芙由子「クスクス」
住職「あれ、そろそろ時間じゃ。わしらは用があるんでもういかなくちゃならん。いくぞ芙由子。
法二浪、なにかあればこの旅館に泊まっているからいつでも来なさい。」
法二浪「はぁ、ありがとうございます。」
住職「うむ、またな。」
芙由子「ごきげんよう」
法二浪「さようならーー。あぁそれにしてもかわいいコだったな。
俺のこと見てクスクス笑って、まさか俺に気があるんじゃないか?」
22 :
ゴウザンダーフ ◆iBka.At5qs :03/04/01 04:43 ID:GZg0oK+F
翌日
法二浪「こんにちはー誰かいませんか?」
おかみ「はいはいこんにちは」
法二浪「おっいたいた。住職は泊まっておいでですかね?」
おかみ「住職?あああの人ね、いまちょっと散歩してると思いますからどうぞ上がってお待ちください。」
法二浪「あららどうも恐縮です。あれ!?芙由子さーん」
芙由子「あら、法二浪さん、こんにちは。どうしたんですか?」
法二浪「いや、ちょっと住職に会いに来たんですよ(本当は君だけどね)」
芙由子「あら、そうですか。父はいまちょっと散歩に出かけています。」
法二浪「そうでしょうね。帰ってくるまでお話しでもしませんか?」
芙由子「そうですね。じゃあ私たちの部屋に案内しますわ」
-------
23 :
ゴウザンダーフ ◆iBka.At5qs :03/04/01 04:47 ID:GZg0oK+F
芙由子「どうぞ。」
法二浪「あー綺麗な部屋ですね(まぁ部屋はどうでもいいな)」
芙由子「どうぞ、お座りになってください。今お茶入れますので。」
法二浪「それはそれは、有難うございます。ところで何でまたお嬢さんも住職と一緒に
奈良に?」
芙由子「何ででしょう?やっぱりお寺とか見るのが好きなんでしょうね。」
法二浪「ほーこれまたじじぃ見たいな趣味ですね。しかもじじぃの住職と一緒で。ついでにお墓探しでも
してあげればいいじゃないですか。」
芙由子「フフフお茶はいりましたよ。」
法二浪「ありゃ、どうもすいません。それじゃ頂こうかなっ。」
スルッ
法二浪「あっちーー!!!!!!。うわーあっちーーーー!!!
あーズボンにっ!!あちあちあちあちっあついって!!!」
24 :
ゴウザンダーフ ◆DKZXXPCJU. :03/04/01 04:49 ID:GZg0oK+F
芙由子「ごめんなさい、私おっちょこちょいなんです。」
法二浪「で、で。でしょうね・・。熱い・・。」
芙由子「いまズボンお拭きいたします・・。」
フキフキ
法二浪「(あっ・・・これいいかも・・)」
芙由子「本当にごめんなさい。あの代えのズボンかって来ましょうか?」
法二浪「いやいや大丈夫ですよ、芙由子さん。だれだって人間はおちょっこちょいな生物なんですから。」
芙由子「ごめんなさい、そう言って頂いて本当に・・私っていつもヘマしちゃうんですよね。前の彼氏の
セキセイインコを預かった時もかわいいから放し飼いにしてたら逃げられちゃって彼、激怒してフられちゃったり。」
法二浪「(放し飼いはまずいだろ・・流石に)お嬢さん、そんなことはありません。それしきのことで怒るなんて
そいつの器が小さすぎるんですよ。お嬢さんみたいにお美しい方にはもっと懐の大きい男がふさわしいんですよ。」
25 :
w.:03/04/01 04:49 ID:QFviy1H/
このへんでかわいそうになってくる
26 :
ゴウザンダーフ ◆DKZXXPCJU. :03/04/01 04:49 ID:GZg0oK+F
芙由子「あら、美しいだなんてそんな・・・。照れるじゃないですか。」
法二浪「いやいや、お世辞なんかじゃありません。あなたぐらいの美しさならおちょこちょいでも愛嬌なんですよ。
完璧な女なんていやしないし、いたとしても一緒にいるこっちが疲れちゃいますよ。人間誰だってダメなもの、苦手な
ものがるんですよ。私だって学歴コンプレックスがありーの、頭が悪いの散々ですよ。でもどんなことがあっても
前向きに生きる、これが大事なんですよ。だれかが言ったじゃないですか"過去は振り返るもの、未来はつくるもの、今を生きずして
いつ生きる?"ってね」
芙由子「フフフ、ありがと」
ガラガラ
住職「おっ、法二浪。あがってたのか」
芙由子「お帰りなさい」
法二浪「どうも。おじゃましてます(いい時に帰ってくるなよ・・)」
住職「どうした、何か用があってきたんじゃないか?」
法二浪「いや・・(お嬢さんに会ったからもう用はないんだよな・・)何か言う事あったんですけどね・・。
スッカリ忘れちゃいました。ハハハハハ。」
住職「全く、困ったやつだ。まあいい、用件がないならわしから言う事がある。さっき東京に電話したとき
聞いたんだがな、お前の妹、結婚を迫られているらしいぞ。」
法二浪「エエッーあの強羅とかいう東大野郎とですか!!!」
27 :
エリート街道さん:03/04/02 01:43 ID:eYbHF9Jx
よむから保守
童貞かお前ら
29 :
エリート街道さん:03/04/02 01:53 ID:Vn7nNDkA
いや、最近受験者数増加から大躍進とかハズイ事言って
他マーチを煽ってますけど見事に相手されてませんね>法政
かつて国鉄の特急のグリーン車は、すりガラス入りのいかめし
い扉で外部と厳重に遮断されていた。まかり間違って、普通車
の客がデッキに迷い込もうものなら立派な制服を身にまとった
専属車掌につまみ出されたものだった。しかもこのグリーン券、
駅員が相応しくないと判断した客には発売を渋ったそうだ。
天下の法政はまさにこのイメージ。
続きは?
32 :
エリート街道さん:03/04/02 22:26 ID:Xw6UtezI
続きは?
単純に見れば法政煽りのスレなんだろうけど
寅さん好きな俺としてはこれを明治でやって欲しかったな
34 :
エリート街道さん:03/04/02 22:34 ID:2p4gmQrD
ってかここに放精はいなそうだな。
いるのは法政ごときの詐称してるポンだけだ。
35 :
エリート街道さん:03/04/02 22:39 ID:Xw6UtezI
寅さんは最高です
36 :
エリート街道さん:03/04/03 17:25 ID:qXGBJjo6
おいおい切れの悪い小便みたいに
中途半端なところで止まるなよ・・・続きは?
住職「強羅とか言う名前は知らんが、妹さんはずっと付き合ってる彼氏がおってな、ほんの一ヶ月前に
喧嘩して別れてしまったそうじゃ。それで妹さんはその彼氏にあてつけるためにそのなんだっけ・・。」
法二浪「クソ東大文三強羅野郎ですか?」
住職「いちいち、罵倒しないでいいから。そう、その強羅と付き合い始めたんじゃ。」
法二浪「そうなんですか・・・・・俺は・・兄貴のくせに・・・何も知らなかった・・。
かわいい妹の彼氏ってだけで・・・嫉妬して・・・。あいつのことは俺が一番理解していると思った。
けど・・・おれ・・あいつのこと・・なんも・・なんも分かっちゃいなかったんだ・・。」
住職「まぁ落ち着け。最後まで話しは聞くもんじゃ。で、その最近別れた彼がの
、まぁ彼女の作戦勝ちじゃろうな。さすが一橋、さすが国立。」
法二浪「いやそんなのはいいからさっさと続きを・・。」
住職「その彼氏がしびれをきらして昨日プロポーズしにいったそうじゃ。そんなあてこすりで
他の男といちゃいちゃされちゃたまらないんじゃろうな。」
法二浪「違うものは溜まりますけどね・・・。」
芙由子「クスクス」
住職「・・・法二浪、お前は自堕落で適当で、バカで、低学歴で、法政大学だけど義理と人情にはあふれた男だと
おもっちょる。」
法二浪「最後の三つは余計だな・・・。であっしに何をしろと?」
住職「ここまでいってもわからんか?」
法二浪「いやわかりますけどね、いまいち気が乗らないんですよ。ちなみにその彼氏ってのは誰なんですか?」
住職「何じゃお前そんなこともわからないのか?ほら、4丁目の橋を超えたところにあるふぐ料理屋のせがれじゃ。
いま、立派な料理人になろうと必死で頑張っておる。名前はなんと言ったっけの・・。」
法二浪「えっーー、それはひろしじゃないですか。あいつは確か中学卒業してすぐに職人として・・・。」
住職「そうじゃ、今どき高校も行かず家業をついで立派な若者じゃ。」
芙由子「法二浪さん、お願い、妹さんに逢いに行ってあげて。」
法二浪「芙由子さん、心配ご無用です。今までずっと咲羅には高学歴と結婚して欲しくない。
結婚するなら低学歴の男と、考えていました。しかし、今、ひろしがプロポーズしたと聞いて
どうもあっしは自分に嘘をついているんじゃないか?自分で自分をだましているんじゃないかと
思っていました。咲羅が高学歴と結婚しようが低学歴と結婚しようがそんなことは問題じゃない。
咲羅が結婚すること自体が問題なんだと今気づきました。あいつの事は理解しているつもりだったけど
全然わかってやれなかった。でもどんなにさげすまれようともあいつは俺の妹だし、世界で一番あいつのことが
大切なんだ。俺はあいつに幸せになって欲しい。住職、芙由子さん、俺は今すぐ東京に帰る。東京に帰って
みんなに帰ってくるわ。」
住職「うむ。それがいいだろうな。」
法二浪「へへ、心配かけました。そういうわけで芙由子さん、あっしはこれにて帰らせていただきます。」
芙由子「あっ!!まって法二浪さん・・。」
法二浪「どうしました?お嬢さん。」
芙由子「あの・・私・ちょっと待ってください・・。」
ガサゴソ
芙由子「あの・・・これ・・。私染物が趣味なんです。学校でも染物をやっていましたし。ハンカチがわりにこの
手ぬぐい・・私だと思ってもらってください。」
法二浪「あらーまいったなお嬢さん、こんな綺麗なもの・・。ありがたく頂戴します。お嬢さんあなたも
頑張って幸せを見つけるために前向きに生きていきましょうよ。それじゃ、また今度!!」
芙由子「さようなら」
電車内
法二浪「いやーーそれにしても芙由子さん綺麗だったな。おまけにハンカチなんかくれて、俺に気があるんじゃないか?
いやー"私のだと思って"なんて照れちゃうなーー!!モテる男はつらいねコリャ。」
ハンカチを眺めようとばっと広げると端っこに筆で書かれた格調高い文字が並んでいた
--東京藝術大学××科×年×組月島芙由子--
法二浪「・・・・・・・・・・・・・・・。」
良スレですな。
dat落ちはもったいない。
ゴウザンダーフさん頑張れ。
ただ、法政が・・・
43 :
エリート街道さん:03/04/05 12:42 ID:6DbYgOt6
hosyu
・ ・
保って守る
46 :
エリート街道さん:03/04/07 00:52 ID:r4olIpwx
法政はつらつよ。
東京
法二浪「ただいまー」
咲羅「お、お兄ちゃん!?なんでまた帰ってきたの・・。」
法二浪「"また"とかいうなよ・・。聞いたぞ、お前ヒロシにプロポーズ
されたんだってな。」
咲羅「お兄ちゃんには関係ないでしょっ!!」
法二浪「ああそうだ。まったく関係ねぇ!」
咲羅「えっ!?」
法二浪「俺は、お前がどうしようと関係ねえ。お前が幸せになれば
それでいいんだ。お前が選べよ・・・・。」
咲羅「・・・・そ・・そんなの・・とっ当然でしょ。当然じゃないの。
いままで散々邪魔しといて・・。」
たった今パソがクラッシュして
メモちょうが全部消えちゃったんですけど・・・・。
すごい欝だ、
がんばってください、応援してます!
ぜひ最後までお願いします。
法二浪「けど、強羅なんてはじめから付き合う気なんかなかったんだろ?」
咲羅「関係ないわよっ!!」
法二浪「それで・・その、どうするんだ、ヒロシとは?」
咲羅「私はね・・・・。」
ピンポーン
ヒロシ「こんにちわー。」
咲羅「ヒロシ・・・・」
ヒロシ「あ、法二浪さん、こんにちわ!お久しぶりです。咲羅にちょっと
話がありますんで・・。」
法二浪「咲羅・・(呼び捨てか)。わかった。」
ヒロシ「ありがとうございます。」
51 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 16:04 ID:4SzAZb9n
咲羅「ヒロシ・・・。」
ヒロシ「咲羅、決めたか?俺は一晩返事を待ったぞ。」
咲羅「・・・・・・・・・・・・。」
ヒロシ「どうなんだよ?俺はお前がいなくなって、お前と分かれて
初めてお前の大切さに気づいた。お前がほかの男と付き合い始めたって
聞いたときも、嫉妬した。正直・・・だから・・その、俺と。
上手くいえないんだけど、もうこうやってじれったいことやってないで
・・、俺と、結婚を・・・」
咲羅「・・・・・・・・・・・・・」
ヒロシ「・・・・・・・・・・・」
咲羅「・・・・・・・・・わかっ・・・た・・」
法二浪「あーやめやめ!!お前みたいな中卒の低学歴に妹はやれん!」
咲羅&ヒロシ「えっ!?」
52 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 16:05 ID:4SzAZb9n
法二浪「お前みたいな中卒の低学歴に妹をやることはできないといって
いるんだっ!!」
咲羅「ちょっと、さっきと言ってる事が違うじゃない!これは私の決める問題
って言って・・。」
法二浪「うるさい、うるさい。ほら、とっとと帰った帰った!!」
ヒロシ「法二浪さん、それはどういう意味ですか?」
法二浪「難しいことは言ってねえ!お前みたいな低学歴にはやれん!!
それだけだっ!!」
ヒロシ「・・・・・分かりました。失礼します。」
咲羅「あっ!!ヒロシ。」
法二浪「ふん!勝手にしろ。」
咲羅「もうわかんない、あんたの考えてることが全然分かんない。最低!
馬鹿兄貴!!もう放っといてよ!!」
53 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 16:06 ID:4SzAZb9n
夜、台所で酒をあおる法二浪
法二浪「畜生!!まったくどいつもこいつも。」
父「法二浪・・。」
法二浪「親父、帰ってたのか?」
父「まったく、お前というやつは・・。全部聞いたぞ。」
法二浪「・・・・・・・。」
父「咲羅も部屋に閉じこもったきり出てこないし、お前の考えていることが
さっぱり分からん。」
法二浪「・・・・・そりゃ、俺のせりふだよ・・・・。」
父「?」
法二浪「俺だってわかんねえんだよ。自分の気持ちが・・・。今まで
ずっと、妹を大切にしてきたし、妹を傷つけるやつはゆるさねえって
思ってきた。だから、あの強羅とか言うやつを紹介されたときは、
あまり言い気持ちはしなかったんだよ。けどよ、そいでめちゃくちゃに
したらよ、なんか申し訳なくなって・・・。で、妹が結婚を迫られてる
って聞かされたらよ、こりゃ兄として祝ってやらなきゃって
気持ちになったんだよ・・・。」
父「・・・・・。」
54 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 16:06 ID:4SzAZb9n
法二浪「けどよ、実際に目の前に妹の求婚者が現れるとよ、
なんか俺の心のそこで何かが呻くんだよ・・・。その何ていうか、
うまくいえねぇけどよ・・。」
父「法二浪・・・。それは嫉妬じゃないか?」
法二浪「嫉妬?馬鹿いっちゃいけないよ。なんで妹にそんな恋愛みたいな
感情を持ち込まなきゃいけないんだよ。」
父「いや、別に恋愛とかそういう特別な意味じゃない。お前が妹を大切に
してるのはすごくよく分かる、それと同時に、妹に幸せになってほしい
という気持ちが同じくらい強いのも分かる。その二つが葛藤しとるんだな。」
法二浪「カットー?!」
父「・・・法二浪、お前葛藤とは・・・まぁいいや。」
法二浪「そんな地方駅弁出身の人しか使わないような言葉じゃなくて
分かりやすく説明してくれよ・・・。」
55 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 16:06 ID:4SzAZb9n
父「妹を大切にする気持ちと、妹の幸せを願う気持ちは、結婚や恋愛といった
ときには両立するのは不可能だから、どっちかを選ばなきゃいけないお前は
板ばさみになっているという訳だ。そうだろ?妹を大切にしたきゃ人の手に
なんか渡せるわけない。妹の幸せを願うなら、いつまでも一人にさせとく
わけにはいかない。」
法二浪「まぁ、そうなのかな?わかんねぇや。」
父「まぁよい、ただ最後にお前に言っておく。咲羅はお前の物じゃないんだ。
兄として咲羅のことを思っているなら、あいつの好きなようにさせてやる
ってのも大切なことだぞ。どんな人生を歩もうとあいつ自身の選んだ道なら
悔いはないはずだ。兄として妹を信用してやることが必要だぞ・・。」
法二浪「・・・・・・・」
------------------------------
56 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 16:07 ID:4SzAZb9n
翌朝
ピンポーン、ピンポーンピンポーン
法二浪「んーむにゃむにゃ。うるせぇな」
ピンポーン
法二浪「なんだよ、家には誰もいないのかよ。今行くー」
ピンポーン
ガチャ
57 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 16:07 ID:4SzAZb9n
八百屋のオヤジ「お、法二浪ちゃん、大変だよ!!」
法二浪「なんだよ、朝っぱらから?お前の店が潰れるのか?」
八百屋のオヤジ「違うよ!!ヒロシが・・・。」
法二浪「ヒロシがどうしたんだよっ!?」
八百屋のオヤジ「たった今、店を辞めて、アメリカに留学に行くって・・。」
法二浪「何だってーーー!!」
58 :
meiji:03/04/08 20:57 ID:d8BE8XYB
関敬六は本当に法制卒だどー。て古いギャグだな。
59 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:24 ID:9OeNdTu/
法二浪「アメリカぁーー!?まさかあいつ、昨日おとなしく帰ったのは
咲羅をあきらめた訳じゃなかったんだ。」
八百屋「なにごちゃごちゃいってるんだよ?」
法二浪「おっちゃん、ありがと!」
ドタドタドタ
八百屋「おっおい、忙しいな。」
法二浪「咲羅ーー!」
ドンドンドン
法二浪「咲羅ーー!!いるんだろっ!?出てこいよ。」
ドンドンドン
咲羅「あんたの顔なんか見たくもないわよっ!!」
法二浪「ちっ、時間がもったいねぇ!せーの!」
(足蹴)ドカーン
60 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:24 ID:9OeNdTu/
咲羅「・・・・・・・・ちょっと、何やってんのよ、この低学歴!
ドアぶち破るなんて非常識も・・」
法二浪「文句は後にしてくれ。手短に話そう。ヒロシがアメリカに出発する!」
咲羅「は?」
法二浪「"は?"じゃない。つべこべいわず、今からヒロシの家に行くぞ!」
グイッ
咲羅「ちょっ、ちょっと」
八百屋「何だかもめてるのぅ」
ドドドドドドドド(バイク)カチャ
強羅「こんにちは。」
咲羅「ごうちゃん!?」
強羅「あーお兄さんも一緒で・・。今日は大事な話があって・・」
61 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:25 ID:9OeNdTu/
法二浪「何だよ、強羅かよ。この忙しいときに。それにしてもオタクみたいな
バイク乗ってるな、お前」
強羅「オタクっぽいってこの"隼"がですか?」
---------------------------------------------------
(SUZUKI隼GSX1300R
(市販車最速を誇るスズキのモンスターマシン。秋葉原で革ジャン革パンをまとった
小デブのオタクが乗っているのをよく見かける。)
(
http://autos.yahoo.co.jp/bike/photo/0303gsx13rha200200.jpg)
同系等としてsuzukiSV-400やhondaBLACKBIRDなどが挙げられる。
---------------------------------------------------
法二浪「何でもいいから、とりあえずコレ貸せや!」
強羅「ちょちょちょ、ちょっと。僕は話があって・・」
咲羅「あらら」
法二浪「ほら、咲羅!後ろに乗りやがれ。」
咲羅「あっ、ちょっと」
ブーーーーーーーーン
強羅「な・・・・・何なんだ一体・・。」
八百屋「あんたも大変だのう」
62 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:25 ID:9OeNdTu/
ふぐやの前
キキィーー
咲羅「ちょっと、何なのよ。」
法二浪「こんにちはーーー。おやっさん!ヒロシのやつはいるか?」
店主「おー法ちゃん!久しぶり。ヒロシのやつならとっくに家を出たよ。」
法二浪「家を出たって、タバコを買いにいったんじゃないんだから・・。
なんで止めないんだよ?」
店主「いやー、あいつったら頑固で、短気だからなぁ。昨日帰ってきたかと
思ったら、いきなりHIS行くとか言いやがって、そんで夕方かえってくれば
、店を辞めて留学したいっていいやがって。」
法二浪「そんな・・・・。」
店主「成田エクスプレスで行ったんじゃないのか?」
法二浪「成田エクスプレス!?・・・・間に合うかも。追うぞ咲羅。」
咲羅「ちょっと、ちょっと。いいわよ。私のことなら・・・。」
法二浪「?」
63 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:26 ID:9OeNdTu/
咲羅「ヒロシが行きたいなら、行けばいいんじゃない。それに向こうの学校を
卒業すれば高学歴に・・・・。」
法二浪「バカヤロウっ!!」
手を振り上げるが、寸前でストップ。
法二浪「おめぇ、昨日きちんと返事返してねぇじゃねえか!」
咲羅「あれはお兄ちゃんが勝手に・・」
法二浪「そうだ。昨日までの俺はお前に迷惑ばかりかけてきた。最低の兄だ。
でも、今日からは違う。お前が選もぶんだ。昨日は俺が滅茶苦茶にしちまった。
このまま、yesもnoハッキリさせないでヒロシをアメリカに行かせたんじゃ
俺の面目丸つぶれだ。」
咲羅「お兄ちゃんには面目なんてはじめからないじゃない。」
法二浪「うるせぇ!!つべこべいわず行くぞっ!!」
咲羅「間に合うの?」
法二浪「間に合わせるんだよ!!」
64 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:26 ID:9OeNdTu/
ブーーーーーーーーーーーーーーーン
咲羅「あっ!高速の入り口はあそこよ!」
法二浪「この時間は下りも上りも混んでるんだよ。それに下の道のほうが
はやい。東京の地理は俺に任せとけ!!」
咲羅「あっ!そこ一方通行。」
法二浪「うるせえっ黙ってろ!!」
---------------------------------------------------------
アナウンス「空港第2ビルー、空港第2ビルー」
ヒロシ「ついたか・・・・・」
ヒロシ「本当にこれでいいのか?俺の選択は・・。」
テクテクテクテク
ANA受付「こんにちは、パスポートとチケット引換券をお願いします。」
ヒロシ「はい」
65 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:26 ID:9OeNdTu/
ピッピッピ
ANA受付「荷物はそちらのバックだけでしょうか?」
ヒロシ「はい、手荷物として機内に持ち込みます。」
ANA受付「お預けするトランク等はないのですね?」
ヒロシ「はい。」
ANA受付「ただいま、確認が完了しました。お客様のパスポートと、こちらが
搭乗券になります。窓側のお席で大丈夫ですね?」
ヒロシ「はい。」
ANA受付「離陸40分前から登場が始まりますのでご確認ください。搭乗口は
身体検査、手荷物チェックをすませたあと、出国審査をしていただいて、
3のBからになります。」
ヒロシ「はい、ありがとう」
ANA受付「よいご旅行を」
学歴板屈指の良スレ・・・・
67 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:27 ID:9OeNdTu/
テクテクテクテク
係員「手荷物をこちらにおいていただいて、ゲートをくぐって下さい。」
テクテクテクテク
係員「はいOKです。どうぞあちらへ。」
ヒロシ「ふう、あとは出国審査だけか。
これが終わるともう日本を発つだけか。」
係員「出国審査です。パスポートをお願いします。」
ヒロシ「はい」
スッ
ガッ(何者かがパスポートを奪う)
68 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:28 ID:9OeNdTu/
法二浪「捕まえた!!」
ヒロシ「何だ!??」
法二浪「パスポートはわたさねぇぜ。」
ヒロシ「ほ・・法二浪さん!?ここは旅行者以外は・・」
空港職員「いたぞーーー。あの二人組みだ!!」
法二浪「うるせぇ!てめぇは何のことわりもなくアメリカ行なんて
決めやがって!」
ヒロシ「お兄さん。僕はもう決めたんです。」
法二浪「行く、行かないはおめぇの勝手だがな、キチンと返事を聞いてから
行くのが礼儀じゃないのか?」
ヒロシ「返事?」
69 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:28 ID:9OeNdTu/
咲羅「ヒロシ・・・・」
ヒロシ「さ・・くら・・?お前何しに・・」
咲羅「ヒロシ・・・昨日はいろいろあってキチンと返事ができなかったけど。」
ヒロシ「・・・・・・・・・」
咲羅「私、あなたのプロポーズ・・・ありがたくお受けします。」
ヒロシ「・・・そんな・・・。俺は中卒の低学歴・・。」
咲羅「そんなの関係ないわよ!学歴なんて気にする人が気にしているだけ。
お兄ちゃんの言った事なんて気にしないほうがいいわよ。お兄ちゃんだって
法政大学なんだから。」
法二浪「オイオイ」
咲羅「コンプレックスなんてものは本人が気にしているだけ。
自分の才能の無さを誤魔化そうとしているだけ。顔が悪いから
モテないとか、学歴がないから出世できないとか、身長が低いから
スポーツの才能がないとか、みんな言い訳。私は他人の学歴なんて
まったく気にならない。ヒロシだってお兄ちゃんに言われるまでは
学歴なんて気にもしなかったでしょ。」
ヒロシ「まぁな、でもお前の兄貴に言われて俺って駄目なのかななんて
考えちゃって。」
70 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:29 ID:9OeNdTu/
咲羅「そんなことなんて気にしないでいいの。ヒロシはいままで立派に
やってきたし、これからもそうだと思う。ヒロシが東大をでてようが
中卒だろうが、私には関係ないわ。」
ヒロシ「でも、おまえ強羅とかいう東大のやつと・・・」
咲羅「一流大学とか一流企業とか、そういう肩書だけでで男を選んだりするのは
打算的な女のする事。そんな女はもしその男からそういう肩書が無くなって
しまえば平気で去っていくわ・・・・・・。あれはヒロシへのあてこすり
でそうしただけよ・・・。本心じゃないわ。」
ヒロシ「そ・・・そうか・・・・」
咲羅「そ・・・そうよ・・。で・・これから・・どうするの?」
ヒロシ「そ・・そうだな・・・・。とりあえず・・・こうするか・・」
スッ
法二浪「アメリカ行きのチケット?」
ビリビリビリビリビリ
71 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:30 ID:9OeNdTu/
ヒロシ「さて・・・と。咲羅、これから俺と一緒に区役所行ってくれないか?」
咲羅「よろこんで・・・・。」
法二浪「・・・・・これでよかったのかな?」
空港職員「あの・・アンタら。ちょっとパスポートも無いのにココに・・」
法二浪「うるせぇ!若ぇカップルのいいとこ邪魔すんじゃねえよ。」
空港職員「まったく。ちょっとこっちきなさい。いいから。」
法二浪「だまれだまれ!あそこにいる若い女をどなたと心得る。
天下の一橋大学の女学生であられるぞ!!」
空港職員「ひっひっひとつばしーーーーぃ!?」
法二浪「そうだ!お前ら高卒には高嶺の花だ。」
72 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:30 ID:9OeNdTu/
空港職員「いや、俺ら空港職員だから学歴は悪くないっすよ。」
法二浪「ドコだよ?」
空港職員「早稲田です。」
空港職員「一応、明治です。」
空港職員「東京都立かな。」
法二浪「・・・・・・・・」
空港職員「ちなみに、あなたは?」
法二浪「うるさい・・・・」
73 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:31 ID:9OeNdTu/
空港ロビー
母「いやーまったく、どうなることやらと思ったわよ。」
法二浪「まぁ、何とか大丈夫だったみたいだな。」
ドタドタドタ
強羅「はぁ、はぁ」
法二浪「おぅ強羅!今頃きたのか。」
強羅「八百屋のオヤジさんに全部聞きましたよ!咲羅は?」
法二浪「二人で区役所に行ったよ。」
強羅「そうですか・・。まあよかったかな?」
法二浪「よかった?」
強羅「ええ、実は僕も薄々感づいていたんですよ、こうなるだろうって。」
法二浪「咲羅も大根役者だからな。」
74 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:31 ID:9OeNdTu/
強羅「それに、僕も自分の夢に向かって集中したいんで。だから
本当に付き合うとしても、咲羅・・いや咲羅さんにかまってられる時間は
あまり無くなってしまうんで・・。」
法二浪「夢?なんじゃそりゃ?」
強羅「はい。司法試験に合格して弁護士になります。」
法二浪「弁護士?おまえ文三だろ?」
強羅「本当は京大の法受かってたんですけど、その・・・ネームバリューで
東大に来ちゃったんです。」
法二浪「嫌味なやつだな。けどあれだな。やっぱり人間は自分のしたい様に
生きるのが一番いいってことにお前も気づいただろ?」
強羅「ええ、自分のやりたいように生きるとあなたみたいになることが
分かりました。」
法二浪「・・・・・・」
75 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:32 ID:9OeNdTu/
強羅「いや、正直うらやましいです。僕にはあなたみたいに破天荒で野獣の
ようには生きられませんから。」
法二浪「けなしてんのか?それはそうとお前はどうやってここまで
来たんだ?」
強羅「法二浪さんの知り合いの方が車に乗せてくれたんです。」
法二浪「知り合い?」
住職「わしじゃよ。東京に帰ってみれば、こいつが困ってたんでな。」
法二浪「あ、住職。芙由子さんも一緒で・・・。」
芙由子「フフフフ、こんにちは」
住職「妹さん、これでよかったのか?法二浪。」
法二浪「ええ、妹の選んだ道だ、後悔しようがどうしようが
それを見守るのが兄貴の義務ですよ。」
住職「お前さんも成長したの。」
母「今頃、成長しても遅いわよ。」
法二浪「・・・・・」
芙由子「フフフフ。」
76 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:32 ID:9OeNdTu/
法二浪「芙由子さーーーん、ヒドイですよねコイツらー。」
住職「おーーそうじゃ。法二浪。お前も来月出席してほしいと芙由子に
しつこく迫られてのぅ!]
法二浪「出席!?何の?」
住職「芙由子の結婚式じゃ!」
法二浪「結婚???誰と?」
住職「誰とって、お前の知らん人じゃ。フィアンセがおる。来月、式じゃ。」
法二浪「そんなーーーー」
住職「いやに残念そうじゃのう。」
芙由子「フフフ」
法二浪「フフフじゃないよーーーー」
77 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:33 ID:9OeNdTu/
母「それはそうと、あなたこれからどうするの?」
法二浪「さぁね。それはお天道様のみぞ知るって事かな。」
住職「お天道様って。じゃあ来月の式は?」
法二浪「気が向いたら行きますよ。それじゃっ!!」
母「あっ、法二浪。待ちなさい!妹の結婚式は?」
住職「なんと速い足じゃ・・・。」
芙由子「フフフ」
強羅「あーーーー俺のバイク!!ウィンカーが割れてる。ああエンジンが・・
ふかしすぎなんだよ・・・。」
--------------------------------------
78 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:33 ID:9OeNdTu/
一ヵ月後
母「まったく、明日は妹の結婚式だというのに法二浪はどこ行ってるのよ?」
父「母さん、明日のネクタイは?どこにしまったっけ?」
咲羅「わたし、ちょっと出かけてくるね。」
母「ネクタイは出しといたでしょ・・・。」
郵便配達「こんにちは、郵便でーす。」
咲羅「あっ!お兄ちゃんからだ。」
母「どれどれ?」
--------------------------------------
咲羅
結婚おめでとう
俺には夢ができた。ヒロシはいい案を示してくれた。
学歴ロンダだ。アメリカに行ってやる。
トエイックも90点を叩き出した。国際化の波に乗る
低学歴の兄、法二浪
------------------------------------
79 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:33 ID:9OeNdTu/
咲羅「トエイックって・・・・・。しかもTOEICは990満点・・・。」
母「ほっときなさいよ馬鹿は。私も法二浪にはビタ一文送らないわよ!」
チャー♪チャラチャラチャラー♪チャーチャチャー♪チャラーララー♪
80 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:34 ID:9OeNdTu/
THEME SONG(主題歌)
俺がいたんじゃ 近所の恥だー♪
わかっちゃいるんだ 妹よ
いつかおまえの 喜ぶような
高学歴に なりたくてー♪
奮闘努力の 甲斐もなく
現役時も涙で 一浪時も涙で
早慶に落ちる MARCに落ちる
ドブに落ちても 賢い奴は
いつかは蓮の 花と咲く
意地は張っても 心の中じゃ
泣いているんだ 兄さんは
低学歴で男が 決まるなら
こんな苦労も こんな苦労も
かけまいに かけまいにー♪
法政と言うもの つらいもの
顔で笑って 顔で笑って
腹で泣く 腹で泣く
「西に参りましても 東にまいりましても
とにかく 初対面の人には
学歴を隠す愚かな若造です
以後 面体お見知りおかれまして
今日こう万端引きたって
よろしくおたのみ申します」
81 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/08 22:34 ID:9OeNdTu/
チャーチャーチャーーーン♪
この物語はフィクションであり、実在の人物、
実在の学校や団体などとは一切関係ありません。
拍手!
法さん最高!
ゴウザンダーフ最高!
学歴ネタと話の調和した(・∀・)イイ!仕事だった
84 :
エリート街道さん:03/04/09 12:28 ID:6goADzXY
manco de carnaval
85 :
エリート街道さん:03/04/09 12:33 ID:zlQllQiO
法政と日大、駒沢全部合格したらどこに行く?
感動したーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
87 :
エリート街道さん:03/04/09 19:16 ID:rvOyvNJV
素晴らしい!!
続編を激しくキボンヌ!!
【連続】続・法政はつらいよ【2chシリーズ】
近日公開予定
♪どおせおいらは底抜けバケツ わかあっちゃいるんだ妹よ
入れたつもりの知識がポンで 何もせぬよりまだ悪い
それでも男の学歴だけは 何で忘れて
何で忘れているものか いるものか♪
89 :
エリート街道さん:03/04/10 15:46 ID:9sP9Io7/
ageます。
本当に素晴らすぃ。
頑張れ!
法ニ浪を関学ニ浪に替えてもいけますなw
91 :
エリート街道さん:03/04/10 16:11 ID:kWfoIb1R
あんた才能あるよ
がんばれよ
学歴版の鑑だぜ
本物の寅さん、甥のミツオが主役になって復活キボーンヌ
寅さんが生きてた頃も実質の主役はミツオだったし。
93 :
エリート街道さん:03/04/11 22:27 ID:EYtpL857
hosyu
sage
95 :
エリート街道さん:03/04/12 20:37 ID:nM/Qzury
age
96 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/13 17:14 ID:/vWKsigl
【連続】続・法政はつらいよ【2chシリーズ】
はじまりはじまり
ちゃんちゃらー♪ちゃらちゃら♪
97 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/13 17:15 ID:/vWKsigl
私、頭も学歴も並以下です
センター試験ではぬるま湯につかり
法政大学でくすぶりつづけ
姓は砲背(ホウセ)、名は法二浪(ホウジロウ)
人呼んでフーテン(フリーター)の呆と発します
98 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/13 17:16 ID:/vWKsigl
THEME SONG(主題歌)
♪どおせおいらは底抜けバケツ わかあっちゃいるんだ妹よ
入れたつもりの知識がポンで 何もせぬよりまだ悪い
それでも男の学歴だけは 何で忘れて
何で忘れているものか いるものか♪
「西に参りましても 東にまいりましても
とにかく 初対面の人には
学歴を隠す愚かな若造です
以後 面体お見知りおかれまして
今日こう万端引きたって
よろしくおたのみ申します」
99 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/13 17:17 ID:/vWKsigl
旅行鞄をもった男が鼻歌を歌いながら
東京の町を闊歩している
男「一度生まれたこの人生、学歴ぐらいは高望み♪
高く望んで、高く望んで♪ 気付いてみれば 焼け野原♪」
法二浪「ひさしぶりの東京、咲羅の結婚式にはいけなかったが
こうして、訪れるのも兄の役目って所かな。まったく、ヒロシ野郎
もキチンと料理の修業に精出してやがんのかな?」
ガラガラ
おやじ「お客さん、まだ開店の時間じゃないですよ。おや法二浪
じゃねぇか!!」
法二浪「よう、おやっさん元気か?」
100 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/13 17:17 ID:/vWKsigl
おやじ「"よう"じゃないよ。ホントに妹の結婚式にも出席しないでどこ行ってたんだか。こういうのを、えっとなんだっけ?お前さんの 妹がいってたな、
なんだっけ?・・そうだそうだ。
こういうのを低学歴でバカで法政っていうんだな。」
法二浪「多分言わないぞ・・・。」
おやじ「そうなのか?お前の妹がよく言ってたけどな。」
法二浪「そうだよ、俺の妹は今いるのか?」
おやじ「いるいる、二階にいるよ。オーイ咲羅。」
咲羅「はーい、何?お義父さん。あっお兄ちゃん!!」
法二浪「よう、咲羅!新婚生活はズッコンバッコンか?」
咲羅「(シカトして)お義父さん、お兄ちゃんはいつ来たの?」
おやじ「たった今、突然あがりこみやがったんだよ!」
法二浪「・・俺は泥棒か?」
101 :
エリート街道さん:03/04/13 17:18 ID:/vWKsigl
咲羅「まったく、お兄ちゃんたら私の結婚式にも結局
来ないで、いきなりフラっと帰ってきて、何考えてるのよ!?」
おやじ「多分、何も考えてないんじゃないか?」
法二浪「・・・・・。とりあえず今は旅の途中なんだよ。
たまたま 、たまたま、東京の近くを通ったから顔を見せただけだよっ!
もう少ししたら またすぐに出発するからな。」
おやじ「なんだよ、もう行くのかよ。何だか忙しいなぁ。」
咲羅「ヒロシには顔見せないの?いまちょっとお使い行ってるだけだから
すぐ帰ると思うけど・・・・。」
102 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/13 17:19 ID:/vWKsigl
法二浪「へっ、野暮な事聞くなって。じゃあ、ちょっくら近所を
散歩したら、また旅に出るからな、あばよ。」
咲羅「あ、ちょっと、お兄ちゃーん。」
おやじ「まったく忙しいやつだ。ああいうのを低学歴で馬鹿で
法政というんだな。」
咲羅「・・・ちょっと違うかも。」
103 :
エリート街道さん:03/04/13 17:20 ID:/vWKsigl
------
法二浪「いやーやっぱ近所を散歩するってのはいいなぁ。別段
キレイって訳じゃないけど、なんか落ち着くんだよな。
あれっ?あそこにいるのは千城(センジョウ)先生!せんせーい。」
千城「ん!?おお、法二浪じゃないか、久しぶりじゃのう。」
法二浪「中学卒業してからですからね・・・。よく分かりましたね、
あっしのこと。」
千城「教え子のことは忘れんよ。特にお前は中学のときはヤンチャだったが
成績も良かった。文武両道とまではいかないが中学とのきは輝いていたの。」
法二浪「・・・へへ、あの時がピークみたいで。」
千城「ピーク?」
104 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/13 17:21 ID:/vWKsigl
法二浪「ええ、二浪して法政です。卒業した後もこうやって
プラプラ諸国漫遊に勤しんでるってもんで・・・。」
千城「に、に、に、に二浪して!?し・か・も、ホホホ、
法政!!!!!????こりゃ救いようが無いほどのゴミ人間じゃな。」
法二浪「・・・・あの、恩師ならフォローぐらいしてくださいよ。」
千城「いや、すまん。あんなに優秀だった若者がこうも腐ったとは俄に
信じられんのじゃ。」
法二浪「フォローになってねー!!」
105 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/13 17:22 ID:/vWKsigl
千城「ところで、何やっとるんじゃ?もしよかったらわしの家にこないか?」
法二浪「いやいや、今は旅の途中で、これから東京を出発しようと。」
千城「何をいっとるんじゃ。旅なんて腐るもんじゃないだろう。」
法二浪「いやいや、あっしは急ぐんで。」
千城「食事もご馳走するぞ。」
法二浪「・・・・・・・・・」
106 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/13 17:24 ID:/vWKsigl
-------------------------
千城「ただいまー。」
女のコ「あっ!おじいちゃんお帰りー。あれ?後ろの人は?」
法二浪「こんにちわ、法二浪と申します・・。先生には中学の
ころお世話になりました・・。」
千城「飯につられて、来たんじゃよな。すしでも取ってやれ」
法二浪「そ・・そんなつもりじゃないですよ。それよりこちらの可愛いお嬢さんはどちらですか?愛人ですか?」
千城「アホか!孫娘の理沙じゃ。」
107 :
エリート街道さん:03/04/13 17:24 ID:/vWKsigl
理沙「こんにちは。」
法二浪「こ・・こんにちは。(かわいいなぁ)」
理沙「法二浪さんは今何をしていらっしゃるんですか?」
法二浪「諸国漫遊。」
理沙「は!?」
千城「いやいや、こやつのいう事は気にしないでいいから・・。」
法二浪「理沙さんは今は学生?」
理沙「そうです、今年大学受験なんです!!」
108 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/13 17:25 ID:/vWKsigl
法二浪「そうかー、じゃあお兄さんが勉強教えてあげようか?こう見えても、俺は大卒だからなー。」
理沙「えー本当に!!ウレシー、ちなみに何処の大学ですか?」
法二浪「・・・・ま、まぁ六大学の一つだよ・・。」
理沙「六大学、スゴイですね。じゃあ早速分からないところがあるんで・・。」
法二浪「はいはい、何で御座いましょう。」
千城「おい、法二浪!食事はどうするんじゃ?」
109 :
エリート街道さん:03/04/13 17:25 ID:/vWKsigl
法二浪「後で頂きます。今からお嬢さんに勉強を指南したいと
思います。」
------------
法二浪「まずは何から教えようかな?」
理沙「んーいっぱいあるからなぁー。」
法二浪「ところで理沙ちゃんは、何処の大学に行きたいの?」
110 :
エリート街道さん:03/04/13 17:26 ID:/vWKsigl
理沙「んー、私は一応上智を記念受験して、まぁこれは多分落ちるけど、一応本命は、立教と青山かな。」
法二浪「もう少しランク落としてくれないかな・・。」
理沙「?」
法二浪「いや、ミッション系なら明治学院とか・・?」
理沙「明治?」
法二浪「いや、明治じゃなくて明学・・もういいや、勉強勉強。何が分からないの?」
111 :
エリート街道さん:03/04/13 17:26 ID:/vWKsigl
理沙「まずこのイオンの・・」
法二浪「イオンっ!!」
理沙「ど、どうしたの?」
法二浪「イオンかぁー、他のにしないかな?」
理沙「じゃあ、シグマの・・」
法二浪「シグマっ!!うっ・・・ぐぅぅぅぅ・・・。ギギギギギ。」
バタン
理沙「きゃあ!!」
112 :
エリート街道さん:03/04/13 17:30 ID:/vWKsigl
千城「どうした?理沙。」
理沙「ほ、、法二浪さんがいきなり泡吹いて・・。
千城「お前何かしたのか?」
理沙「私はただ、化学と数学を・・・。」
千城「それがアカンのじゃ。」
理沙「どういう事?」
千城「こいつは恐らく、私立洗顔DQN理系アレルギーじゃ。」
113 :
エリート街道さん:03/04/13 17:31 ID:/vWKsigl
理沙「そ・・そんな、でも法二浪さんは六大学を出た優秀な・・。」
千城「六大学といっても、"法政"じゃ。早稲田、慶應ではないし、もちろん明治、立教でもない。ましてや東大であるはずが無い。ほ・う・せ・い・じゃ。」
理沙「私うっかりしてたわ、六大学って言うもんだから・・。」
千城「理沙、六大学という言葉を使う時は気をつけたほうがいい。
例えていうならヨーロッパ人と言っても、そのカバーする領域は
とてつもなく広い。イギリス人フランス人もヨーロッパ人かと言えば、
アルバニア、マケドニア、ひいてはトルコまでもしかしたらヨーロッ
パ人になるかもしれない。」
114 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/13 17:31 ID:/vWKsigl
理沙「つまりどういうこと?」
千城「つまり、ヨーロッパ人といっても玉石混ぜこぜということじゃ。」
理沙「そんな、それじゃそんな六大学というグループ自体意味が無いじゃない。」
千城「いやいや、一概にそうとは言えない。グループという
のはその結束自体に意味があるのもんだ。それだけで大きなネームバリューを作り出しておる・・。」
法二浪「そ・・・そんなことより・・・・救急車・・苦しい。」
理沙「きゃあ大変!!」
千城「おっ!!すっかり忘れておった・・。」
ピーポーパーポー
---------------------
ツヅキ(○(・∀・)○)ワクワク
お、始まりましたね。続編。
応援してますよ。
法さんも
ゴウザンダーフも
あなたは天才ですか?
本にしたいぐらいだよ。
118 :
エリート街道さん:03/04/14 14:42 ID:X3uZb/vL
あなたは法政でつか。
119 :
エリート街道さん:03/04/14 18:09 ID:v0lA3tQZ
すごいなー
いいなー
120 :
エリート街道さん:03/04/14 18:16 ID:20e3vKQI
ヒマなオサーンがいますね
121 :
エリート街道さん:03/04/14 18:19 ID:BslBPy2h
122 :
エリート街道さん:03/04/14 19:19 ID:FS6yC2Oe
墓穴を掘ったな。明治の頭の悪さは想像以上だな。
123 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:23 ID:ic+XidKO
病院
咲羅「あの・・・すいません・・」
受付「はい。」
ヒロシ「えっと砲背さんはどちらの病室でしょうか?」
受付「面会ですね。砲背さん・・砲背さん・・と。砲背さんは423号室に
なります。面会時間は夜7時までになります。」
咲羅「どうも。」
ヒロシ「まったく、東京に帰ってくるなり病院って、お前の兄貴も忙しいなぁ。」
124 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:24 ID:ic+XidKO
咲羅「まったくよ、大体寿司を食べたくらいでひきつけを
起こすなんて恥ずかしいわよ!」
ヒロシ「寿司?俺は勝手に人の家に上がりこんで泡吹いたって聞いたけど。」
咲羅「どっちでもいいわよ。」
126 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:25 ID:ic+XidKO
-------------------------
患者A「なるほど、そいでそいで?」
患者B「早く続きを聞かせろよ。」
法二浪「あせらないあせらない。いいか、そのときの問題の選択肢は5つ。
助動詞の"まし"が試験で問われるときは大概、反実仮想と相場が決まっている。
しかし俺は嫌な臭いを嗅ぎ付けたんだ。」
患者C「嫌な臭い?」
127 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:25 ID:ic+XidKO
法二浪「そうだそうだ。そのときの古文の問題の主人公はなんていうか迷いがない
キャラクターていうか、現状に満足しているような設定なんだな。だからそんなやつが
吐く台詞に反実仮想はあわないんじゃないかって一瞬ひらめいてよ。」
患者B「そいで、どうなった?」
法二浪「反実仮想の4番を消して、推量の1番にしたんだよ。」
患者A「結果はどうなったんだよ?」
法二浪「この通り。見事大学に合格!!」
患者B「やっぱりすげぇな、大卒は。ところで何で法政にいったんだ?」
128 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:26 ID:ic+XidKO
患者C「確か、早稲田、慶応も受かってたって言ったよな。」
法二浪「・・・・・・・・。まあまあ。」
患者A「どうなんだよ、そこのところ。」
法二浪「まぁ、俺は庶民出身の雑草魂。早稲田慶応は似合わない。中央法なんて目も
当てられない。COEの無い明治はお呼びでない。青山立教は女の行くところだ。
俺は今後の発展を見据えて法政にしたんだ。その途端、見ろ!この大躍進を!」
患者B「法政以外の大学は全然ダメなのかい?」
法二浪「ダメダメ!!一度2chっていうインターネットで学歴板ってのを
覗いてごらん。法政以外の大学はみんなけちょんけちょんだから。」
129 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:27 ID:ic+XidKO
患者ABC「なるほどーー!」
咲羅「嘘もほどほどにね、お兄ちゃん。」
法二浪「さ・・咲羅!シッ黙ってろ。」
ヒロシ「こんにちはお義兄さん。」
患者A「誰だい?このベッピンさんは?」
法二浪「紹介するよ、俺の妹の咲羅。こっちがその旦那のヒロ
シ。」
咲羅「こんにちは。」
130 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:27 ID:ic+XidKO
法二浪「おー、咲羅にも紹介してやるよ。こちらが高校を卒業
後
出会い系サイトのサクラのバイトをしている金田さん。」
金田「げへへへへ、よろしく。趣味は一人フェラです。へへへ
へ。」
法二浪「こちらが土木作業員の新井さん。」
新井「がはははは、どうもお嬢さん。趣味は風呂に入らないこ
とかな。」
法二浪「で、こちらが塗装工の西さん。」
西「よう、趣味というか何と言うか、とりあえずレイプが好き
かな。」
ヒロシ「・・・・ど・・・どうも。」
131 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:28 ID:ic+XidKO
咲羅「(小声で)お見舞いのフルーツおいたらさっさと帰りまし
ょう。」
法二浪「なにヒソヒソ話してんだ、咲羅?」
咲羅「んー、なんでもないの。お兄ちゃんこそこの人たちとい
ると楽しそうね。」
法二浪「はーははは!そんなことねぇよ。」
咲羅「さーて、お見舞い品も渡したし、そろそろ行くネ。」
法二浪「なんだよ、もういくのかよ。」
ヒロシ「お大事に。」
バタン
132 :
エリート街道さん:03/04/14 20:28 ID:QaTE3/xF
【不幸のレス】
このレスを見た人間は十三日以内に夢精します。
※あなたに訪れる夢精を回避する方法が一つだけあります。
それはこのコピペを一時間以内に7つ、別のスレに貼り付ける事です
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133 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:29 ID:ic+XidKO
法二浪「まったく、なんだかな。よーしせっかくだからお前ら
俺と一緒に飯でも食おうぜ。」
西「飯って?」
法二浪「焼肉だよ!!俺がおごってやるよ。こんな時は
焼肉でも食べて元気つけなきゃな。」
金田「賛成!賛成!おごりなら行かなきゃ損ってもんだぜ。」
法二浪「よーし、行くか!!」
看護婦「あっ!砲背さん、何処へ行くんですか?あなたは入院
中・・・」
法二浪「大丈夫大丈夫!!ちょっくら外出だよ。」
看護婦「あ・・・ちょっと・・・」
134 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:29 ID:ic+XidKO
医者「砲背さんはこの病室かね?」
看護婦「あ、純天(ミツヒロ)先生。砲背さんはたったいま・・・
」
純天「なんだと、あの患者は外出禁止なんだぞ、なぜ勝手に!
」
看護婦「私がいう前に・・」
純天「まったく・・・困ったな」
135 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:29 ID:ic+XidKO
------------------------
理沙「こんにちは。」
受付「こんにちは、面会ですか?」
理沙「はい、砲背さんは何号室でしょうか?」
受付「砲背さんは423号室になります。面会時間は厳守です
のでよろしくお願いします。」
理沙「どうも。・・・・あーあ、私のせいで法二浪さん入院
しちゃって責任感じるな・・。多分大丈夫だと思うけど。
えっと423号室・・423号室は、と・・。あ、あれかしら
。」
136 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:30 ID:ic+XidKO
看護婦「こんにちは。お見舞いですか?」
理沙「ええ、砲背さんにです。たしか423号室にいるはず
なんですけど・・誰もいませんね・・・。」
純天「君は砲背さんの親族か、ちょっと来なさい。」
理沙「親族!?」
純天「いいから、来なさいっ!!まったく勝手に外食に行くな
んて
砲背さんは何を考えているんだ!」
理沙「そんなぁ・・私に怒られても、こ・・困ります。」
純天「親族ならしっかりしてもらわないと困るよ!!」
137 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:33 ID:ic+XidKO
理沙「私、法二浪さんとは親族じゃありません、おじいちゃん
の知り合いです。」
純天「ええ、そうだったのか?ごめん早とちりしてしまったよ
うだ。」
理沙「それより、なんでそんなに大変そうなんですか?」
純天「別にそんなに、大変ではないが、あの患者の行動には・
・正直手を焼く。」
理沙「そ・・・そんな。」
138 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:33 ID:ic+XidKO
------------------------
法二浪「ほれ、飲めや、唄えや、へへへへ!!」
西「法さん、もう飲めませんよ、」
新井「まったく、法二浪は底なしだな。」
法二浪「まったく、これぐらいでだらしねぇなー。よーし
そろそろ河岸変えるか?ねえちゃんおあいそー!」
金田「まったくホウチャンはそこなしだよ。」
店員「38000円になります。」
139 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:34 ID:ic+XidKO
法二浪「あれぇーーどうしたのかな?」
金田「どうしたんだよ?」
法二浪「いやー財布をポッケにいれといたんだけどよ・・」
新井「まさか、無いって言うんじゃないだろうな?」
法二浪「そのまさかだよっ!!お前ら悪い、貸してくれねぇか
?」
西「そんな、奢るっていうから持ってきてないよ。」
新井「俺も」
金田「俺だって・・・。」
140 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:34 ID:ic+XidKO
店員「お客さん・・・(冷たい目)」
法二浪「払うから、大丈夫だって・・。」
店員「まったく、無銭飲食かよ・・・。」
法二浪「は!?・・オイ、なんだよその言い草はっ!
誰が食い逃げするんだ?こらぁ。」
店員「いえ、私は何も・・・。」
法二浪「"何も"だぁー?俺はしかと聞いたぞ、てめぇ!!」
141 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:34 ID:ic+XidKO
西「あっ!!」
ボカーン
法二浪「てめぇ!!なめんじゃねえよ。」
新井「まずいよ、暴力は。」
西「そうだよ、せめてレイプにとどめとかなきゃ・・。」
警察「どうしたんですか?」
店長「あ、お巡りさん。こ、この四人組が無銭飲食の上に
店員に暴力を・・・。」
142 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:35 ID:ic+XidKO
法二浪「ちょっと、そりゃないよ、今説明するから・・。」
警察「うるさい!社会のゴミめ!こっちに来いっ。」
法二浪「おうおう、それは言いすぎじゃねえのか?」
西「ヤバい、酒が入ると手がつけられなくなるよ・・。」
警察「言い訳は署でじっくり聞こう。ほらパトカーも来てるか
ら。」
ピーポーパーポー
143 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:35 ID:ic+XidKO
署内
法二浪「まったく、とんでもない目に会っちまったな。」
西「あんたのせいですよ。」
新井「そうだよ、金なんて忘れたって、住所とか書けば
大丈夫なんだから。けど暴力はいけないって・・。」
法二浪「・・・・・・・・。」
ギィ
警察「おい、出ていいぞお前ら。問題ないから。」
144 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:35 ID:ic+XidKO
金田「え!本当ですかい?」
警察「えーと、砲背法二浪は残れ。」
法二浪「えー!!何でですか?」
警察「お前は無銭飲食の上、暴行まで働いたからな。」
法二浪「・・・・・・・・」
西「そ、そうですか。じゃあ悪いなぁお先に・・。」
金田「お先に・・・。」
新井「大丈夫だって、すぐに出れるから、じゃあ」
法二浪「・・・・・・・・・・・・・」
145 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:36 ID:ic+XidKO
警察「身元引受人もこないし、お前の家族は何やってんだろう
な。」
法二浪「・・・・・きっと、愛想尽かしたんでしょ!」
------------------------------
チュンチュンチュン
ギィ
警察「おい、砲背、起きろ!」
146 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:36 ID:ic+XidKO
法二浪「あ、朝ですか?ふわーあ!朝飯でも出るんですか?」
警察「釈放だ!!」
法二浪「えっ!?マジですか!!」
警察「身元引受人もこないんで、どうしようもないと思ったん
だが、有る方がどうしてもお前を許してほしいってわれわれ
警察やその焼肉店に足を運んでくれたんだ。身元引受人も
その人たちが代理で来てくれたんだぞ!感謝しろよ。」
法二浪「誰だろう?俺にはそんなよく出来た友人なんて一人も
いないはずだが。」
千城「おお、法二浪、元気か?」
147 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:37 ID:ic+XidKO
法二浪「せ、先生でしたか。なんで、あっしの為にココまで?
」
千条「教え子のためなら当然じゃろ。」
理沙「ゴメンナサイね、法二浪さん。法二浪さんの家に電話
したけど・・・。」
法二浪「理沙さんまで・・・。きっと俺の母ちゃんと父ちゃん
は旅行中だろ。咲羅の方は忙しくてこれなかったんだろう。
たく適当な家族だよなぁ。」
理沙「いえ、電話したんですけど、知ったこっちゃないって
いわれて切られたんです。」
法二浪「・・・・・・・・」
148 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:37 ID:ic+XidKO
理沙「ごめんなさい、法二浪さん。元はといえば私が原因で
こんな大事に・・・。」
法二浪「い、いいって理沙ちゃん!(俺に気があるのかな?)
」
千城「それより、法二浪これからどうするんじゃ?行くトコが
ないならわしの家に・・。」
法二浪「いえいえ、心配無用。さすがに今回ばかりは私も
大反省しております。で、家族にもしばらく顔向けできないし
・・。」
149 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:38 ID:ic+XidKO
千条「そうじゃのう、ほとぼりが冷めるまでの辛抱じゃな。」
法二浪「そうなんです。だからまた旅に出ようと思うんです
けど、今回はおばあちゃんの家を訪ねてみようと思います。
中学卒業してから一回も会いに行ってないんです。」
千城「それはお婆ちゃん孝行じゃ。ちなみに何処にあるんじゃ
?」
法二浪「京都です。」
理沙「京都!私もいきたーい。」
千城「な、何を突然言い出すんじゃ、理沙。」
150 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:38 ID:ic+XidKO
理沙「だって私、京都いったこと無いんだもん。修学旅行
だってオーストラリアだったし、法二浪さんは迷惑じゃない
でしょ?」
法二浪「ま、まぁな(むしろ大歓迎)
理沙「法二浪さんが一緒なら安心でしょ、おじいちゃん。
それに高校だって、創立記念日とか行事が重なって連休
になるし。ねぇーおじいちゃん。」
千城「法二浪と一緒だから心配なんじゃがな・・。まぁ
よい、京都に行った事が無いっていうのはもったいないしな。
いいだろう、行ってきなさい。」
理沙「わーい、ありがとうおじいちゃん!」
法二浪「わーい、ありがとうおじいちゃん(若い娘と二人で
旅行、グフフフ)」
151 :
ゴウザンダーフ ◆MoO/SfdNaI :03/04/14 20:39 ID:ic+XidKO
千城「法二浪、まさか、その、まぁあるわけは無いと思うが
くれぐれも・・・・。」
法二浪「大丈夫ですよ、先生!!僕のコノ純粋な股間、じゃな
くて、目を見てください。」
千条「・・・・・なんか心配になってきた・・。理沙、お小遣
い代わりにこれを取っておきなさい。使いすぎるなよ!」
理沙「ありがとうおじいちゃん!いつもどおり5よね上限は。
」
法二浪「クレジットカードじゃないですか。なんですか上限5
って?五万円までってことですか?」
千城「五十万じゃ・・・。」
法二浪「与えすぎじゃないですか?」
千城「そんなことより、法二浪理沙の面倒をしっかり見てくれ
よ。」
理沙「おじいちゃん、私はもう子供じゃないんだから!!」
法二浪「それじゃ行ってきまーす。」
------------------
152 :
エリート街道さん:03/04/15 20:18 ID:fWRoq/Pb
乙です。
頑張れ〜
明大生は最近必死だな。w
まぁ危機感あるだけましか
154 :
エリート街道さん:03/04/17 21:05 ID:tyG4R6Mf
墓穴を掘ったな
155 :
121:03/04/18 00:22 ID:DRhRCh/i
>>125←この人は一体何を言ってるんだろ。。
ちなみに読み物自体は素直に面白いと思うよ
156 :
エリート街道さん:03/04/18 19:47 ID:J8o2IE73
★日大、「格付け」はホンダ、電通に並ぶ! 法政大より上…
日本大学は17日、格付け会社「格付投資情報センター(R&I)」から「AA(ダブルエー)」の
長期債務格付けを取得したと発表した。「AA」はR&Iの格付けの中で上から3番目で、ホンダや
電通などと並ぶ。
学校法人がR&Iからの格付けを公表するのは、1段階下の「AAマイナス」だった法政大学に続く。
少子化問題に直面する私立大学の間で、経営体力の強さをアピールするためのこうした動きが
広がりそうだ。
R&Iは、日大に対する高い格付けの理由について、日本で最も多い学生数や知名度の高さのほか、
財務基盤が強固な点を挙げている。
記者会見した瀬在幸安総長は、外部の評価で財務の健全性を示すことが格付け取得の目的と説明。
運用資金約3400億円の2001年度の運用利回りは2.3%で、外部から資金調達する必要はなく
「債券を発行する考えはない」と語った。
ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/top/top0417_3_04.html 日大以下ってことで。決定ですね。
157 :
エリート街道さん:03/04/18 20:04 ID:zzLj1npu
>>156 日大って日本一金持っていて財務内容が一番良い大学だぞ
それと1ランクしか違わないなんて法政凄すぎ