http://news.mynavi.jp/news/2013/02/15/171/index.html チームラボは、iPadアプリケーション「teamLabBody」を3月4日より発売する。同アプリは3Dの人体模型を表示する
アプリで、タップやフリックなど直感的な操作により、骨格の動き・形態を好きな角度・倍率で閲覧できる。
価格は2600円。日本語と英語に対応している。
本アプリは、生きた人間の間接の動きを3D表示できるというもの。対応機種はiPad2、新型iPad、iPad4、iPad mini
で、初代iPadには対応しない。大阪大学医学部の整形外科医菅本一臣教授が10年以上かけて取得したモデルを
元に、チームラボが共同開発を進めたという。医療関係者や学生に留まらず、整形外科医・理学療法士・作業療法
士・鍼灸師・柔道整復師・トレーナーなど人体と密接に関わる職業の人が利用できるほか、エステ・ヨガ・トレーニン
グといったヘルスケアの領域でも応用できる。さらには、絵師がモデルとして使うイラスト・芸術分野での活用も想
定しているとのことだ。
CTやMRIのデータから忠実に再現された3D人体模型では、全身の筋肉・じん帯・神経・血管・骨が閲覧できる。総
対象部位数は825部位(筋肉:265、じん帯147、神経114、血管180、骨:118)におよぶ。全身表示の状態から見たい部
分だけを自由に見れるので理解しやすく、人体解剖の学習・患者への説明にも役立つという。1000近くの対象部位
を即座に検索・表示し、詳細説明を閲覧できる機能も搭載する。これにより、人体解剖・運動学的知識の習得にも
役立つとのこと。
整形外科医、理学療法士および作業療法士には、臨床(診療・治療計画立案等)に役立たせることができる。また、
筋肉だけでなく、筋肉の後ろにある大事な神経の存在等を簡単に把握できるため、実際の手術計画等にも役立つ。
オフラインで使用できるので、端末機器に清潔処理を施せば、術中活用も可能だという。
3D人体解剖図モードでは、筋肉/じん帯/神経/血管/骨をそれぞれ表示/半透明/非表示で切り替える機能、表面
から段階的に表示/非表示をスライドバーで切り替える機能、選択した部位をひとつずつ表示/半透明/非表示で切
り替える機能、検索(部位名、部位名の詳細説明、検索履歴から検索)機能などが利用可能。お気に入り登録や、
部位の詳細説明にメモの追加、画面キャプチャの印刷、半