http://ggsoku.com/2013/01/apple-next-gen-ipad-igzo/ Patently Appleは21日、米アップルの「次世代iPad」に韓国LG電子の「酸化半導体液晶」が搭載されるかも
しれないと、Korea Timesのレポートとして伝えています。
酸化半導体の代表例にIGZO技術があります。IGZOとはインジウム・ガリウム・亜鉛・酸素から構成される
アモルファス酸化物半導体の略称で、IGZO技術を採用した液晶パネルは従来の液晶パネルに比べて高
精細化、低消費電力化が実現出来ます。IGZO技術のライセンスはシャープ、サムスン等のメーカーが受
けており、国内メディアの報道によればwシャープは「第3世代iPad」からIGZO液晶をスペックを落として納
入しているとのこと。
レポートによると、LGは有機ELに肉薄するほどの研究予算を「曲がるディスプレイ」と「酸化半導体液晶」に
かけるだろうとつたえています。LGの酸化半導体液晶に対する情熱は顕著で、アップルからの受注を目指
しているとしています。業界関係者によると、LGの酸化半導体液晶はアップルの次世代iPadに搭載される
可能性があるとのことです。
現状、シャープはIGZO技術を採用した液晶を商品化したことにより、他の液晶パネルメーカーに対して大き
なリードを得ています。しかしIGZOは他のメーカーにもライセンスされているため、サムスンやLGもすぐに
シャープに追いついてくるのではないか、という危惧の声が様々な方面から囁かれていました。レポートに
ある酸化半導体液晶がIGZO液晶なのかははっきりしませんが、もしそうならシャープにとって強力なライバ
ルが生まれることになります。
調査会社IDCは12日、米アップル<AAPL.O>のタブレット端末「iPad(アイパッド)」の出荷台数が今年初めて、米グーグル<GOOG.O>製基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したタブレット端末に逆転されるとの見通しを示した。
より小型の端末が消費者の人気を集めているという。
IDCによると、iPadの今年の市場シェアは46%と、昨年の51%から低下すると見込まれている。
一方、アンドロイド搭載機種は今年49%と、昨年の42%から上昇する見通しだ。
今年のタブレット出荷台数予想は1億9090万台で、前回予想の1億7240万台から上方修正した。
2012年の出荷台数は1億2830万台、2011年は720万台だった。
IDCは報道向け資料で「今四半期に出荷されたタブレット端末の2台に1台は画面サイズが8インチを下回る。
2013年以降、より小型のタブレット端末が伸び続けると予想している」と見通した。
米マイクロソフト<MSFT.O>の基本ソフト「ウィンドウズ8」搭載タブレット端末の市場シェアは、昨年の1%から2017年は7.4%に拡大するとIDCは見込んでいる。
「ウィンドウズRT」搭載端末は、2017年にかけて3%を下回り続ける見通しだという。
ジェフリーズのアナリスト、ピーター・ミセク氏は12日、アップルをブラックベリー <BB.TO>にたとえ、今や「iPhone(アイフォーン)」はサムスン製品に対し守勢に立たされていると指摘。
「これまでの例からみて、携帯電話の人気が落ちるペースは予想以上に速い」と述べた。
昨年のスマートフォン(多機能携帯電話)出荷台数は5億4500万台だったが、アップルはすでにサムスン電子に抜かれている。
米ストラテジー・アナリティクスによると、サムスン電子の今年のスマートフォン出荷台数は前年比35%増の2億9000万台となる見込み。
アップルは同33%増の1億8000万台と予想されている。