http://wired.jp/2012/02/26/onlive-ipad-flash/ OnLiveは、同社のiPadアプリ「OnLive Desktop」の最新バージョンを公開した。このアプリは、ユーザーがクラウドサーバー上にある
仮想のWindowsデスクトップにアクセスし、そこでWindowsアプリを使えるようにするもの。今回の新バージョンでは、Flashに対応した
ブラウザが提供されている。
サンフランシスコのベンチャー企業、OnLiveが最初に手掛けたのは、iPad上でWindowsを動かすことだった。そして今、同社はiPadで
Adobe Flashも動かせるようにした。
OnLiveは米国時間22日、同社のiPadアプリ「OnLive Desktop」の最新バージョンを公開した。このアプリは、ユーザーがクラウド
サーバー上にある仮想のWindowsデスクトップにアクセスし、そこでWindowsアプリを使えるようにするもの。今回の新バージョンでは、
Flashに対応したブラウザが提供されている。iPadがFlashをサポートしていないことはよく知られているが、OnLiveはこの制約を
かいくぐる「抜け道」を提供しようとしている。
OnLiveの創業者であるSteve Perlman氏は、Appleが自社のモバイル端末からFlashを締め出したことは「正しい判断だった」と述べ、
「バグの多いFlashのプラットフォームに対応するのは割に合わない作業だった」と説明。それでも同氏は「Flashをパワフルな
コンピューターで動かせるなら、この作業は価値のあるものになる」と話している。