【行政】ベアリング販売でカルテルの疑い、大手メーカー4社告発へ 公取委[12/04/17]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1334628028/ 価格カルテルを結んだ疑いが持たれているのは、
大手機械部品メーカーの「日本精工」(東京)、「NTN」(大阪)、
「ジェイテクト」(愛知)、「不二越」(富山)の4社。
自動車の部品などに使われるベアリング販売をめぐって、一斉に値上げをする
価格カルテルを結んだ疑いが強まったとして、公正取引委員会が大手機械部品メーカーを
独占禁止法違反(不当な取引制限)罪で、検事総長に刑事告発する方針を固めたことが
17日、関係者の話で分かった。
告発後の捜査を担当する東京地検特捜部も刑事処分の可否を判断するため、
メーカー担当者から事情聴取を始めたもようだ。
価格カルテルを結んだ疑いが持たれているのは、
大手機械部品メーカーの「日本精工」(東京)、「NTN」(大阪)、
「ジェイテクト」(愛知)、「不二越」(富山)の4社。
関係者によると、平成16年以降、ベアリングの販売をめぐり、値上げ幅や販売額を
事前の話し合いで調整する価格カルテルを結んでいたとされる。
ベアリングは回転する機械の内部に組み込まれて、摩擦を減らす効果のある部品。
自動車のほか、家電製品や航空機など幅広い分野で使用されている。
市場規模は年間4千億〜5千億円とされ、4社のシェアは8割に達していることなど
から、公取委は昨年7月、国民生活に大きな影響を及ぼしかねないと判断し、
強制調査に着手していた。公取委がこれまでに調査対象とした中では最大の市場規模
という。
ソースは
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120417/cpb1204171020001-n1.htm