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名無しさん@引く手あまた:
■■■■■■警備員の一生■■■■■■
10〜20代:適当に暮らしていても、親もまだ現役世代なのでまだまだパラサイト可能。
夢がある、やりたい事を探しているなどといいつつ、社会人に比べると
たいした苦労もなく、
自由を謳歌した気ままな生活を送る。
一生警備員でもいいやなどと豪語する。
20〜30代:同級生たちは中堅どころ。自分はまだまだ貧乏警備員生活。
ただ、親が退職した頃から
生活費が苦しいことをリアルに感じ出す。しかし改心していざ
転職しようにも
年齢制限、経験なしで全て書類落ち。面接にも漕ぎ着けられない。ようやく現実を知る。
身分に差がつき始め、恥ずかしくて友人の結婚式や同窓会に出席できなくなる。
30〜40代:社会人の同級生はぼちぼち管理職となり月収も増え、ボーナスの額に一喜一憂するが、
警備員の給料は20代の頃と変わらない。それどころか、体力は衰える一方なのに、
仕事は相変わらず底辺。
普通の庶民の生活に憧れるが完全に手遅れ。結婚も家庭も諦める。絶望が全身を支配する。
40代〜 若い警備員の方が使えるので首になる。新しい警備を探すも
物覚えが悪くいざって時に首を切りづらい高齢警備員は嫌がられ、嘱託すらも見つからない。
当然、貯蓄があるわけでもなく、親戚からも疎まれる社会のお荷物と化す。
いつしか一線を超えてしまい、雨風をしのぐためのビニールシートを購入する。
服は毎日同じ。プライドを捨て、コンビニ・飲食店の残飯あさりを始める。 ・
60代〜 :同世代は孫ができ、退職後は退職金やこれまでの貯蓄、年金等で贅沢とは言えないまでも
普通の暖かい老後を送る。幸せな普通の人生と言える。
一方、長年に渡る浮浪者生活で体はボロボロ、あちこちが痛む。しかし健康保険もないので
病院にも行けない。もちろん国民年金などもらえない。あとは時間の問題にすぎない。
終末 :親族の中では行方不明のまま、共同墓地で無縁仏となる。