就職活動で心が折れた人 partシラネ

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68工場正社員 ◆1wiJPA/Dp6
有職者にとっての土曜日というものは嬉しいものなのだが、
休みに入ったこともあり平日の仕事の疲れが一気に出て苦しいものでもある。
オレは工場で正社員として働いているのだが、全身が筋肉痛で痛くて仕方が無い。
しかし、これは一週間、忙しく働いた者のみが味わえる苦しみであり、充実した苦痛なのであろう。
そして無職はこの苦痛すら感じる事が出来ない。
そう、無職は仕事で筋肉痛になる事など有り得ないのだ。
無職も運動でもすれば筋肉痛になる事は出来るだろう。
しかし、それは賃金を生まぬただの運動だ。
無職の感じる筋肉痛とオレの感じる筋肉痛とでは虚無さがまるで違う事だろう。
無職がどんなに頑張って運動をしたところで、
オレが感じている筋肉痛の苦しみを味わう事は不可能なのだ。
そう考えるとオレのこの筋肉痛も心地良いものに変わってくる。
痛み、苦しみは快感に変わり、心身ともに安らいで来るのが分かる。
なんという気持ちの良い筋肉痛だろうか・・・。
労働の後だからこそ感じられる痛み、それは戦った者のみに与えられたはっきりとした充実感なのではないだろうか。