就職氷河期世代への無条件救済措置を採るべきpart2
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名無しさん@引く手あまた:
「求人倍率」よりも「求人数÷就職希望者数(求職者数)」の方が 就職の厳しさを比較する指標として適切です。
例えば、A年卒、B年卒ともに
・出生数:100
・大卒求人数:20 とする。
どちらの年に卒業した場合も同じ学年のうち20%が大卒正社員職に就ける。
つまり、大卒正社員職に就く困難度は同じということ。
しかし、A年卒の時は進学率が低く上位層しか大学に進学していなかったが
B年卒の時には進学率が上昇し、 A年卒の時なら高卒であったようなバカまでが進学できるようになった場合どうなるか?
例えば、進学率を
・A年:10%⇒大学進学者=10
・B年:40%⇒大学進学者=40 とする。
以降は、大学進学者数=(大卒の)就職希望者数とする。
就職困難度は同じなのに
「求人倍率」=「求人数÷就職希望者数(求職者数)」は
A年の求人倍率=20÷10=2倍
B年の求人倍率=20÷40=0.5倍
となってしまい、まるでB年の方が就職が厳しかったかのように見えてしまいます。
だから、就職が楽だったか厳しかったかを判断するためには
「求人倍率」よりも「求人数÷就職希望者数(求職者数)」の方が適しているのです。
卒業年 求人数 就職希望学生数 出生数 求人数/出生数
2003年3月卒 560,100人 430,800人 1 576 889人 0.355
1987年3月卒 608,000人 259,500人 1 716 761人 0.354
1988年3月卒 655,700人 264,600人 1 823 697人 0.360
2003年卒はバブル期の1987,88年卒よりも大卒の職に就くのは簡単だったということです。
※氷河期のクズは自分に不利なデータが出てきたらもみ消そうとし
1987年卒は円高不況でバブルではなかったと主張しているが
さすがに1988年卒までバブルでなかったことにするのは無理でしょうね。