106 :
名無しさん@引く手あまた:
107 :
名無しさん@引く手あまた:2008/04/26(土) 10:20:12 ID:PImgHgeV0
つづき
給料は日給で払われる。1日7000円スタート。
添乗日数が増えるとある程度まで上がるが、2年目も8000円台。
起きている時間中拘束されるので、時給にすると最低賃金を大きく下回る。
添乗前後に打ち合わせ/清算で旅行会社に行く日は3000円、
複数の旅行の打ち合わせ/清算を行う場合が多く、
提出書類の作成にも時間がかかるので、これも1日仕事となり時給は最低賃金に届かない。
働く日数は裁量で決められるのだが、このような日給なのであまり休めない。
だが、冬のオフシーズンには仕事が無くなる。
トラブルの際は矢面に立つが、
旅行という性質上トラブルはつきものでストレスが絶えない。
よってあまり仕事を増やすと体を壊す。
悲惨さに気づいて転職しようにも、身に付いたスキルはしょぼいし、
貯金は貯まらないし、失業保険もない。
「ツアーコンダクター(添乗)科」を主催している「日本添乗サービス協会」はこういった添乗員派遣会社の業界団体である。
このコースを終了すると受験資格が得られるという
「旅程管理主任者」
という資格だがこれは「日本添乗サービス協会」自身が行っている民間資格。
添乗員派遣会社に登録するのに必要であるが、国家資格の
「旅行業務取扱管理者」
とは別物。あえてまぎらわしい名前にしていると思われる。
雇用保険を払っていない業界のとりまとめ役が、
自分の所で働く奴隷をトレーニングするのに雇用保険を使っているのだから
ひどい話だ。