妖怪人間は姿かたちこそ醜いが、その心は平和を愛し、善を尊ぶ正義の味方であった。
ベム、ベラ、ベロ、ビルメンの妖怪人間達は悪に向かって敢然として立ち上がる!
ベロは斥侯として球替えに駆け回り、ベムとベラはその超能力を駆使してウンコを掴むのだ。
ただしベラだけは感情に走り過ぎるときがあるがベムにたしなめられ、うまくリードされてウンコを掴む。
しかし、彼らには理解者がいなかった。人間の為に戦い、便所の平和を守るためにウンコを掴んでも人間はそのことを知らないのだ。
妖怪人間である為に人間から恐れられ嫌われ、果ては警察から追われる身となるのであった。それでも彼らはウンコと戦い続けるのだ。
今日も、そして明日も、妖怪としての能力を人間のウンコを掴む正義の力として、ウンコに向かって敢然と素手で挑んで行くのである。
人間の為に尽くしていれば必ずいつか完全な人間になれると信じて・・・。
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