◆◇EMC JAPAN どうでしょう?◆◇ Part4
53 名前: 名無しさん 投稿日: 02/04/14 01:05
“もしも”はないが……
ナイハイゼル社長は,2001年6月に会長に退き,代わって,財務担当だったカート・ジェイデン氏が社長に就任する。
ジェイデン氏が財務担当者であったことから,「大規模リストラが行われる」との噂が流れた。ジェイデン氏は社員を落ち着かせるために,
「わたしは,リストラするために社長になったわけではない」と強調したというから,なんとも皮肉なものだ。
ゲートウェイ社内には,撤退を知ると,「シュナイダマン社長がいれば」と嘆く社員や,
「ナイハイゼル社長は日本法人を潰すためにやって来たのか」と憤る社員がいたという。
A氏も同様に,同社長の手腕には疑問を感じていた。だが,撤退が決まった今も,同氏のことを恨んだりはしていない。
「冷たい言い方だが,結局,ナイハイゼル社長は米国本社の言いなりだっただけ。
外資はどこでもそういうものだと思うが,基本的に,日本法人のことなど1つの支店ぐらいにしか思っていない。
調子がいいときは,米国と同じやり方で同じものを売っていればいいかもしれない。
だが,状況が厳しくなるとそれだと一発でやられる。日本のことは日本人に任せるべき。
デルがその良い例ではないだろうか」(同氏)
「ただ」 とA氏は,最後にこう付け加えた。 「日本人の社長がベストだとは思うが,
それでもやはり,シュナイダマンが社長だったらと思うことはある。本社がああいう状況なだけに,
結果は同じかもしれないが,チャレンジはできたはずだ。少なくとも,
デルとこれほど差が開くことはなかっただろう」。