【マターリ】「そば屋で酒」を語ろう【12杯目】

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蕎麦屋でバカ

 蕎麦屋は江戸時代、職人達がバカをしに行くバカの場でした。
 まず、「板バカ」のような簡単な肴でバカを1本やり、「バカ巻き」でもう1本、締めにバカを手繰り、長居しないでさっと帰るのがバカの楽しみ方だったようです。
 鬼平犯科帳の長谷川平蔵も、しばしば蕎麦屋でバカでいました。
 現在は、このような江戸のバカを引き継ぐお店に加え、料理屋顔負けのバカを出すところもあり、多様化しています。

蕎麦屋へ入ってすぐバカへいくのも良いが、その前に板バカなんかで一杯やってバカを注文するもよし。

 「バカをせぬくらいなら、蕎麦屋へなんぞ入るな」
 バカ前なくして、バカ屋なし