【マターリ】「そば屋で酒」を語ろう【11杯目】

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401名無しさん@お腹いっぱい。
蕎麦屋で酒を飲むのは、江戸時代から続く日本人のたしなみ

蕎麦屋と酒

 蕎麦屋は江戸時代、職人達が酒を飲みに行く憩いの場でした。
 まず、「板わさ」のような簡単な肴で酒を1本やり、「出し巻き」でもう1本、それから店仕舞いまで
じっくり腰を据えて飲んで締めに蕎麦を手繰って帰るのが庶民の楽しみ方だったようです。
 鬼平犯科帳の長谷川平蔵も、しばしば蕎麦屋で飲んでいました。
 現在は、このような江戸の伝統を引き継ぐお店に加え、料理屋顔負けの肴を出すところもあり、多様化しています。

蕎麦屋へ入ってすぐ蕎麦なんてのは野暮で、まずはじっくり腰を据えて飲んで蕎麦を注文するのがよし。

 「酒を飲まぬくらいなら、蕎麦屋へなんぞ入るな」
 これは、池波正太郎氏の口ぐせだったようですね。

私たちも江戸の文化を守って粋に蕎麦屋で酒を楽しみたいものですね。