■AMD渾身の多コアCPUの実力
性能はともかく、安価で多コアなCPU
悪く言えば“価格なりの性能”
ベンチで勝ち、アプリで負ける。
1コアあたりの性能は現行のCore iファミリーに大きく水をあけられている
コア自体の処理効率は今回も期待してはいけない
処理時間だけで判断するとi5というよりはi3に近い馬力
CPUパワー依存の実アプリでは、i3程度に落ち込むという点は無視できない
総合スコアでは負けている。
FXの構造自体にボトルネック
FX-8350の評価は残念なスコア
PiledriverでIPCが増えても、まだまだインテル製CPUには及ばない
ほぼ全域に渡ってCore i5-3570Kの方が速い
FXの2次キャッシュの範囲内(1MB以下)で負けている。
内蔵メモリーコントローラーの効率的にも、完成度はいまひとつ
新FXは燃費の面でかなり悪い選択だ、としか言いようがない
第一線で張り合える性能は持っていない。そのことは製品価格の安さが物語っている
素直にCore iファミリーを選んだ方が幸せになれる
ttp://ascii.jp/elem/000/000/738/738028/ ■AMD Aシリーズ総括
マルチコアテスト時の結果は、同じ物理4コアのi5-3570Kの約半分。
それどころか2コア4スレッドかつTurbo Boostなしのi3-3225にまで負けてしまった
CPUコア自体の処理効率はインテル陣営に遠く及ばない
TrinityはCore i3にも大きく水をあけられた
コアあたりの処理効率の低めなTrinityではスループットが稼げない
演算性能はCore i5の半分程度なのに、消費電力は3割増し
CPUのワットパフォーマンスはかなり悪いと言わざるを得ない
Trinityは「安いだけのCPU」という評価が適当
Core iやLlano世代からあえて乗り換えるだけの魅力はない
ttp://ascii.jp/elem/000/000/731/731367/