Northwood Pentium4友の会 Part49【北森】
また、ダイサイズの縮小に伴い、L2キャッシュが従来の256KBから512KBへと倍増。これにより、処理速度のさらなる向上が見込める。
今回のベンチマークは、エンジニアリングサンプルとして借用した新コアのPentium4を旧コアと比較することにより、
どの程度パフォーマンスが向上しているのかをチェックすることを目的とする。
用意したのは、Northwoodコアの2.20GHzと2A GHz、およびWillametteコアの1.9GHz。
マザーボードはIntel製のi850とDDR対応のi845を使用した製品を選択した。
その他の環境は以下のとおりである。デスクトップの解像度は1280x1024、32bitカラーでテストを行っている。
新しいコアのCPUが登場したときに、しばしば問題になるのは、マザーボードとの互換性だ。
例えば、TualatinコアのPentiumIIIは従来のマザーボードでは動作しないといった問題が発生したのは記憶に新しい。
今回のNorthwoodコアは、バスプロトコルの変更といった大きな違いはないため、
動くのではないかと予想されるが、コア電圧が1.5Vに引き下げられているので、必ずしも動作するとは限らない。
使っているマザーボードが対応するのかどうかをよく確認してから試すようにしてほしい