Northwood Pentium4友の会 Part49【北森】
使っているマザーボードが対応するのかどうかをよく確認してから試すようにしてほしい
セットアップを行ってみたところ、今回使用したIntel製マザーボード2種は、BIOSの更新を行わなくてもとくに問題なく動作するようだ。
コア電圧も正しく1.5Vが供給されている。発熱に関しては、標準的なリテール品に付属するクーラーを装着して、ベンチマークを行った後に29度程度と、低く抑えられていた。
最初にHDBENCHで整数演算、浮動小数点演算やメモリアクセスなどをチェックしてみた。
ほぼクロック通りの結果になると予想していたが、思ったよりも2.2GHzの成績が振るわないという結果になってしまった。
Memory WriteとMemory Read/Writeが2A Ghzよりも出ず、何度試行してもほぼ同様の数値となったため、結果として確定した。
メモリの書き込みになんらかのウェイトがかかっているのではないだろうか。
続いてCPUとメモリ、ディスクアクセスを反映するSuperπの104万桁を行った。
ラフは短いほど高速なことを表している。こちらはDDR SDRAMよりもRIMMが、1.9GHzよりも2.2GHzが高速という、期待通りの結果となった。
PUの速度の比較のため、SiSoft Sandraの結果も見てみることにしよう。
ちらでも、CPUのクロックの差が、数字通りそのまま結果の差に表れている。
L2キャッシュに収まってしまうような小さなプログラムでは、Northwoodのアドバンテージは大きくないことを意味している。
最後に、3DMark2001の結果を掲載する。テスト条件はデフォルトで、1024x768x32bitカラー、D3D Pure Hardware T&L有効となっている。
グラフを見ると、これもほぼクロック比どおりの結果となった。
クロックの上昇に比べて結果数値の上昇率が低いが、Game1のFPSなど、クロック比以上の結果を出している項目もあった。