Northwood Pentium4友の会 Part49【北森】
L2キャッシュに収まってしまうような小さなプログラムでは、Northwoodのアドバンテージは大きくないことを意味している。
最後に、3DMark2001の結果を掲載する。テスト条件はデフォルトで、1024x768x32bitカラー、D3D Pure Hardware T&L有効となっている。
グラフを見ると、これもほぼクロック比どおりの結果となった。
クロックの上昇に比べて結果数値の上昇率が低いが、Game1のFPSなど、クロック比以上の結果を出している項目もあった。
また、Northwoodコアの2.0AGHzとWillianettoコアの1.9GHzとの差が大きいのも特徴だ。
このようにデータのやり取りが頻繁に行われるアプリケーションでは、L2キャッシュが512KBあることが有効になってくるということを表している。
テストの結果、NorthwoodコアのPentium4はほぼ予想通りの高いパフォーマンスを発揮したと言っていいだろう。
生産ラインの不足など、いくつかの問題も聞かれるが、Pentium4の本命であるNorthwoodコアが、今後急速に普及するのは間違いない。
Willametteコアのユーザーでも、クロック比以上のパフォーマンスを叩き出す新CPUは魅力的なはずだ。
1,000個ロット時で2AGHzが45,900円、2.2GHzが70,870円という価格も次第に下がるだろうし、