Northwood Pentium4友の会 Part49【北森】
また、Northwoodコアの2.0AGHzとWillianettoコアの1.9GHzとの差が大きいのも特徴だ。
このようにデータのやり取りが頻繁に行われるアプリケーションでは、L2キャッシュが512KBあることが有効になってくるということを表している。
テストの結果、NorthwoodコアのPentium4はほぼ予想通りの高いパフォーマンスを発揮したと言っていいだろう。
生産ラインの不足など、いくつかの問題も聞かれるが、Pentium4の本命であるNorthwoodコアが、今後急速に普及するのは間違いない。
Willametteコアのユーザーでも、クロック比以上のパフォーマンスを叩き出す新CPUは魅力的なはずだ。
1,000個ロット時で2AGHzが45,900円、2.2GHzが70,870円という価格も次第に下がるだろうし、
データシートには下位にあたる1.6A GHzや1.8A Ghzも同時に記載されている。
短い寿命を運命づけられていたSocket423と違い、しばらくSocket478の時代が続きそうなので、
乗り換えを考える自作ユーザーにとっては良いチャンスとなるのではないだろうか。
互換性についてもBIOSの対応のみで動作する場合がほとんどと考えられるので、手持ちのマザーボードが使える可能性は高い。