特価品1514

このエントリーをはてなブックマークに追加
827Socket774
 神が人々を幸せにするために、天界から降りてきました。
失明した人は神に「私は、愛する家族の顔も綺麗な夕日も
見たことがありません」と訴えました。神が彼に視力を与
えると、彼は幸せになりました。

 「私は凍土の上でも炎天下でも労働を厭いませんが、
働くための土地は洪水に流されました」と訴えた農民には
神は農地を与えました。農民は幸せになりました。

 貧乏な青年がやって来て言いました。「神様、私にはお
金がなく家族も持てません」と。神は彼にお金と美しい妻、
可愛い子供を与えましたが、青年は暗い顔で「神様、私に
は才能もありません」とさらに訴えました。すると神は彼
に才能も与えました。

 数日後、青年はまたやってきてとうとう言いました。
「神様、私には幸せがありません。ください」と。

 神は少々躊躇された後、「(幸せを)与えよう」と言っ
て、これまでに与えたすべてのものを取り消しました。
その結果、青年は一人ぼっちのホームレスになり、飢餓と
悲しみと孤独に暮れる日々を送ることになりました。

 2年後、神は青年に家族だけを返しました。
すると青年は「私は幸せだ!」と号泣しながら妻と子供を
抱きしめました。