特価品1399

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電気を作るときにかかる装置代、保全代、燃料代、本社代などの合計を「コスト」という。
普通なら「努力してギリギリのコストでやる」というのだが、電力会社の場合は、
「世間的におかしくない範囲でできるだけ高いコストでやる」というのが優れた経営者となる。

1) 電力会社の儲けは、「コスト」を出して、それに10%程度の利益をのせる。だから、コストが10円と20円なら、20円の方が1円だけ儲けが多くなる(電力会社のもうけ)、


2) 電力からとる税金は電気代に比例しているので、電気代が高ければそれだけ税金が増える(官僚のもうけ)、


3) 電力会社はコストを高くしなければならないから、業者は高く納入できる(関係会社のもうけ)、


4) 電力会社が儲かれば賃金も高くなる(労働組合のもうけ)、


5) 「電力会社のコストはどの程度が適切か」と言うことを決める{政府、議員、マスコミ、学者、評論家・・・}にたっぷりとお金を回しておく(関係者のもうけ)、


6) そして、これら1)から5)のために一方的に損をしている人たち(おとなしい庶民)は高い電気代を払う・・・・