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Socket774:
■新品HDD購入後の運用前シーケンス
※ WDxxEARS 機種の領域確保には要注意、詳しくはテンプレ後の「AFT」参照
○素人 (HDDは出荷前に検査されてるので、それを信頼)
1. OSでクイックフォーマットを実行してファイルシステムを作成後、運用
○多少気に掛ける人 (運送中のトラブルがあれば洗い出せる)
1. LongTest
2. OSでクイックフォーマットを実行してファイルシステムを作成、運用
○ジサカー (全セクタカキコ検査するので一応安心)
1. 電源を入れて温度が安定するまで放置 (室温次第、10分〜2時間)
2. ShortTest (この時点の不良で以降の検査を省いて返品交換するならLongTest)
3. ゼロフィル
4. LongTest
5. OSでクイックフォーマットを実行してファイルシステムを作成、運用
○パラノイア
↑に加えて500時間程度の慣らし運用後にLongTestしてから本運用
■HDD検査とメンテの基本用語
○Extended self-test / Long Test / ロングテスト
HDDのセルフテスト 全セクタ読み出し検査 原則的に既存データに影響なし 1TBで250分前後
○Conveyance self-test / Short Test / ショートテスト
HDDのセルフテスト 簡易検査 原則的に既存データに影響なし 3〜5分
容量にかかわらずで検査が終わる
○Zero Fill / ゼロフィル / ゼロ埋め / 物理フォーマット(歴史的用語)
全セクタに書き込むので、未知の不良セクタがあっても自動代替される
既存パーティション・データ等はすべて消える
PCからHDD間に容量分のデータを送るのでLongTestと同等以上の時間を要する
メーカ製検査プログラムでセルフテストが可能。ゼロフィルができるものも多い。
hdparm・sdparm・smartmontools(smrtctl)・badblocks等は1CD Linux等で起動し
その場でオンラインインストールして使えるツール。Windows版が存在するのもある。
セルフテストはHDD内部のプログラムが実行し、PCとの間では進捗状況がやりとりされるだけ。
USB接続や拡張IFボードではセルフテスト等のsmartコマンドが通らない物が多いが、
外付箱や変換基板等はハードウェア板管轄なので、自作板には専用スレッドがない。