WesternDigital製HDD友の会 Vol.134

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■フォーマット

・クイックフォーマット→読みも書きもしない(MFT作成して、先頭と末尾にシークできたら終了) 所要時間20秒で完了
・通常フォーマット→クイックと同じMFT作成+全領域を読み込み(不良セクタチェックのためのリードスキャン) 1TBで4時間
・WD DiagnosticsのExtended Test→不良セクタを発見するためにフルスキャン  1TBで4時間
・ゼロフィル→全領域に00を書き込み、ファイルシステムおよびデータを抹消  

容量を平均転送速度Ave(HD Tune)で割れば、全領域読み込み時間が推定できる。
1,000,000MB(1TB)÷75MB/s(SATAU接続 5400rpm)÷60(換算:分)÷60(換算:時)≒4(時間)  

●初期テスト&フォーマット
・お手軽フォーマット ⇒通常フォーマットのみ(読み取り検査すら不必要なら、クイックフォーマットのみ)
・中庸フォーマット  ⇒Data Lifeguard DiagnosticsでExtended Test→クイックフォーマット
・念入りフォーマット ⇒Extended Test→Write Zeros(ゼロフィル)→クイックフォーマット

純正診断ツール「Data Lifeguard Diagnostics」
ttp://support.wdc.com/product/download.asp?groupid=608&sid=3&lang=jp
ツールマニュアル
ttp://www.wdc.com/en/library/eide/2779-701022.pdf
最新版Data Lifeguard Diagnostics v1.22
ttp://download.wdc.com/windlg/WinDlg_122.zip

■トラブルシューティング

・スタンバイから復帰に失敗する⇒チップセット関係ドライバを更新する
Intel Matrix Storage Manager
ttp://www.intel.com/jp/support/chipsets/imsm/
AMD
ttp://game.amd.com/us-en/drivers_chipset.aspx
Win7用の修正プログラム
ttp://support.microsoft.com/kb/977178/

・大容量HDDを運用するためには、最新のBIOS・チップセットドライバ・デバイスドライバ・ベンダツールが必要。
・高密度プラッタHDDは、回転軸のシビアな位置決めのためにリジッドな設置方法とし、振動によるトラブルを回避する。
・追加チップや増設ボードに繋いだHDDは、誤認識されてトラブルとなる報告例が少なからずある。
・接続端子の接点管理(接点清掃と浅い噛み込み防止)とケーブル自体の不良。