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注意と警告(その2):
DPC Latency の問題は、主に
- DAW分野: DAW用オーディオIFで入出力を同時に行う際の音の遅れの最小化 (ASIO buffersizeの最小化)
- ゲーム分野: FPS等、秒あたりのレンダリング数、音の遅れ、ネットワーク処理遅れ 等が勝敗を決める分野
でクリティカルな問題として扱われています。
この問題を解決するためには、BIOS省電力機能やバッテリー監視プログラムを外したり
BIOSのCPU設定やCPU監視プログラムを外したり、あるいはワイヤレスLANを無効化する等
極端なシェイプアップが必要な事もありますが、それはPCを上記分野専用にするという前提でのみ成り立つ話です。
上記以外の分野では、必ずしもそのような性能は必要とされません。
DPC Latencyを追い求めるあまり、有用な機能やドライバ、周辺機器を犠牲にしても結局何のメリットもないケースもあります。
更に悪い事に、このスレの
>>1 が固執しているツール DPC Latency Checker は必ずしも適切な数値を示さない事が判明しています。
私自身、一昨年にこのツールを日本語で紹介しましたが、今となってはお勧めできません。
もし、上記分野に特化したPCを組み上げる目的で適切な周辺機器やデバイスドライバを選別する必要があるならば
マイクロソフトが デバイスドライバ開発者向けに配布している
Microsoft RTAA v3 (XP以前)
Microsoft Windows Performance Tool Kit (Vista以降)
の使用をお勧めします。
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