WesternDigital製HDD友の会 Vol.128
低速病ってのは、テストではエラーとして探知されないが、実際にはECCエラー補正に
よってなんとか辛うじてデーターの読み取りが出来ている物。4kのEARSはその特徴に
より、非常にエラー補正能力に優れている。それが仇となり過去ののHDDでは読み取り
エラーの不良品レベルのプラッターでもデーターを復元し読み取り可能にしてしまう。
このエラー補正が連続して継続的に発生する状況に陥ると、いわゆる低速病になる。
初期のEARSのディスクプラッターには均一に状態が悪いいわゆる粗悪品が使われた
ロットが多数あった可能性があり、これらのHDDによる読み込み時には非常に頻繁に
ECCエラー補正が働き、データーの読み取り遅延が停滞し低速病が起こる。
低速病のHDDは温度が非常に高くなっているはずだ