【AMD】K10stat Part6【Phenom&Athlon】

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187Socket774
ちょっとスレチかもしれないが、OCerには重要と思われるのでカキコ。

チップセットの温度も知りたくなったので、TMP1〜3のどれなのかググッたら、
情報が錯綜してて結局分からなかった。
で、>>123 のOpenHardwareMonitorのソースを見て驚いた。

同じSuperI/Oコントローラ使ってても、M/Bメーカー、さらには型番(GA-890GPA-UD3Hとか)によって違う。
表示ソフトはM/Bの型番まで判断して表示している。
本来膨大な情報量が必要だけど、OpenHardwareMonitorはさすがに微量。
(他のソフトでもそうだが) 不明な型番はそのまま垂れ流し。
垂れ流さざるを得ないが故に、CPU温度、NB温度とか明記せずにTMP#と表示している。
明記してるのはEVEREST Ultimateくらい (これすら最新Betaにしないと誤表記してた)

OpenHardwareMonitorの以下のソースから、ざっくりまとめると、
http://code.google.com/p/open-hardware-monitor/source/browse/trunk/Hardware/Mainboard/SuperIOHardware.cs

Gigabyte & ITE IT87xxF系
TMP1 System
TMP2 CPU
TMP3 NB
AsusでTMP1 CPU、TMP2 M/Bていうモデルあり。かなりM/Bメーカー・型番依存ぽい感じ。

Fintek F718xx系
TMP1 CPU
TMP2 VREG?特に無し、というか不明
TMP3 System

Winbond W836xx系
TMP1 CPU
TMP2 Auxiliary
TMP3 System or M/B

SystemとM/Bで何が違うのか知らん(多分同じ)・・ていうかどこの温度?
EVERESTはSystemをマザーボードって表示してた。
188Socket774:2010/10/01(金) 20:39:57 ID:pr43VPhF
ついでにCPU温度。

1.CPU内部に設置された外部用サーマルダイオードのデータをSuperI/Oコントローラに送って表示
 (CPU-Z表記でLPCIO。UNIXではlm-sensorsと呼ばれるが同じもの)
 (Super Hardware Monitor + LPC I/Oの略? ← Fintek社の仕様書)

2.CPU内部用温度センサ(Tctl、通称コア温度と呼ばれるもの)を表示
  Tctlは「ダイ」やTcaseのように物理的な温度を示しているわけではない from BKDG
  要約すると、Tcase Max温度以下になるだけの冷却能力を持つかどうかの判断材料として参照して、というものらしい。
  ※AMD Family 10hはコア数によらず、Tctlは1つのみ


1と2の両方を表示するソフト
HWMonitor、Speedfan、OpenHardwareMonitor、AOD

2のみ表示するソフト
Core Temp、k10stat


TMP#が127℃とか-127℃とか異常な値を表示している場合、
サーマルダイオードとして読むべき数値をサーミスタ(サーマルレジスタ)の数値として読んでいて(この逆もしかり)
全然違う値が返ってそれを表示してたり、表示限界値(byte型と関係あるやも)を表示している。
TMP#がダイオードがサーミスタなのかはSuperI/Oのレジスタに書かれている
が、読み書き可なので、何者?かが書き換えて誤作動、もしくは単純にソフトがレジスタを読み間違えたか。
SpeedFanなら詳細設定→SuperI/O→Temperature sensor diode 1〜3の項目が出てくる環境もあり、DiodeかThermisterか変更できる。
変更した途端CPUファンが激変したら、そのTMP#はCPU温度