WesternDigital製HDD友の会 Vol.119

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771Socket774
アラインメント合わせても改善不能なAFTの遅さがはっきりとベンチで出てる

ttp://d.hatena.ne.jp/Lansen/20100801/1280667586

Test          WD20EARS
512B(not aligned) 70.1 (0.03MB/s)
1KiB(not aligned) 68.3 (0.07MB/s)
2KiB(not aligned) 60.4 (0.12MB/s)
4KiB(not aligned) 63.9 (0.25MB/s)
512B(4KiB aligned) 64.4 (0.03MB/s)
1KiB(4KiB aligned) 61.9 (0.06MB/s)
2KiB(4KiB aligned) 61.1 (0.12MB/s)
4KiB(4KiB aligned) 278.3 (1.12MB/s)
            ~~~~~~~~~~~~~~~~
驚くべきことに、RealSSD C300がパフォーマンスを発揮できるのは
4KiB単位の書き込みが4KiB境界にアラインされている時のみです。それ以外は、
全ての項目でVertex 30GB(Barefootファミリーの中でほぼ最低速度)に劣る性能しか出ていません。
また、WD20EARSもC300と全く同じ傾向を示しています。

RealSSD C300とWD20EARSのベンチマーク傾向は、体感速度に影響を及ぼす可能性があります。
パーティションのアラインメントが取れていれば、どうせクラスタサイズは4KiBなんだから関係ないんじゃないの?
という声も聞こえてきそうですが、実際には関係あります。
クラスタサイズは最小のファイルサイズを指定しますが、OSはセクタ(512バイト)単位での読み書きを行います。
また、NTFSのファイル情報は"管理レコード"に記録されますが、その大きさはクラスタサイズに関わらず1KBです。