WD製HDD CaviarGreen EADS/EARS 低速病 Part7

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47516065MB
■AFT問題発生条件
 対象    NGバージョン  OKバージョン
 Windows  XP以前      Vista以降
 Ubuntu   9.x        10.04以降
 GParted  0.5.x        0.6.x以降
 MacOS X            多分全て
 TrueImage  右以外     WD版TrueImageの最新版(ver.14010)

■AFT問題の症状
□アライメントズレの場合
・Random Write 4KB ≒ Random Read 4KB (Write速度がRead速度まで落ちる)

・複数同時書き込みをすると物理セクタ未満のアクセスに分解されて無駄な回転待ちが発生しやすくなる。

□Windowsの場合
・ズレを修正しても、大量のファイルアクセスは低速になる。
 ファイルアクセス日時の記録を停止することで、Readに関してパフォーマンスを改善できる。

・WDのEARSをWindowsで使う場合、ディスクアクセスが512バイト セクタ単位となるため、
 ディレクトリエントリ、ファイル末尾への書き込みでは1回転の回転待ちが発生する。
 この問題はEARSについてはXP、Vista、7の全てで起こるが、平均ファイルサイズが1MBを超えるならば影響は小さいだろう。
 また、ファイルアクセス日時を記録しないようにすることでファイルアクセス性能が向上するだろう。

■AFT対策-確認方法
1.AFT問題が出ると Random Write 4KB ≒ Random Read 4KB となるので、それをベンチマークで測定する。
  測定に使用するパーティションはクイックフォーマットでよい。

2.1が確実だが、開始セクタが8で割り切れればよいので、GParted LiveCD等でブートしてプロパティを開き、
  物理パーティション、論理パーティションの開始セクタを調べ、8の倍数となっていることを確認しても良い。
  拡張領域は関係ない。

  ※ただし、ジャンパスイッチの有無は必ず確認すること。

  Windowsアクセサリの「システム情報」はパーティションの種類(物理/拡張)の区別がつかず、
  論理パーティションの開始セクタを見れないのでNG。