■数ある提灯ベンチで最近のIntelCPUだけが飛びぬけていいスコアを出せる理由
> Intel C++ Compiler
> インテルが自社の発売するCPUの性能を最大限発揮するために開発したコンパイラである。
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> 最適化性能の面では、特にSIMD命令を使用した自動ベクタライズ機能が優秀であり、
> 他のコンパイラとの生成バイナリの速度差の大半はこの機能が原因といってもよいくらいである。
> ただし、自動化といっても限定的な状況でしか適用されず、
> 手動で慎重にベクタライズされたコードにはかなわない。
> バージョン8から「実行開始時のCPUチェックでAMDのCPUを認識しないようになった」ため
> 「AMDのCPUでは出力バイナリの実行性能が劣ってしまう場合」がある。
> 開発者の中にはこれを嫌ってあえて古いバージョン7を使用し続ける者もいる。
> この問題はCPUチェック処理を独自に記述し、リンク時に強制的に上書きすることで
> 回避することが可能である。
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> またデフォルトの設定では高速化のため浮動小数点処理で自動的にSSEを使用するようになっている。
> そのためFPUを使用した場合とでは処理結果に差異が生ずる場合がある。精度重視の設定で
> コンパイルすることによりFPUを使用するコードを生成することが可能だが速度の方は遅くなってしまう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Intel_C%2B%2B_Compiler