【今日のアキバ】秋葉原情報【Part630】

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山岡「今日は究極のcpを見せてやるよ」
栗田「ここは秋葉原ね。わぁ、股の所が破けてるデブ。絶対こんにちわされそうだわ」
客A「よーしパパ、iPhone 4並んじゃうぞー!」
客B「ワシはラブプラス+リンコデラックスで」
山岡「まったく、情けない連中だ。品薄商法如きで普段来てないアキバとは」
客B「何だと!? 失敬な!」
山岡「一々教えないと分からないのか、その程度の奴は買えなくていい」
栗田「山岡さん!」
客B「ネット販売は瞬殺だったんだぞ」
山岡「アンタはカンジョと本当に熱海で過ごしたいのかい?」
客B「うっ・・・」
山岡「単に転売して儲けたいだけじゃないのか」
客B「な、ならお前は何を注文するつもりだ」
山岡「まぁ見ててください。親父、Phenom II X6 1055T 95WでVistaだ」
栗田「えぇ!?」
山岡「オタクというのは、ウンチクが多めに入ってる。そのかわり実践が少なめなんだ」
客A「バカな・・・そんなものが速いハズがない!」
客B「CPUの主役はあくまでIntel、AMDは脇役に過ぎないということを知らんとは」
栗田(お客さんたちの言う通りだわ。それもVistaだなんて・・・山岡さん、どうしてしまったの?)
山岡「ご高説は十分です。まずは試してもらいましょう。」
客B「まったくバカバカしい・・・(カタカタカタカタッ…ターン!)・・・こ、これは!!」
栗田「山岡さん、凄いわ! これが究極のcpなのね!」
客A「おどろいた・・・これが同じVistaなのか?!」
山岡「最強だが、これを頼むと店員にマークされる危険も伴う諸刃の剣だ。まぁ素人にはお薦め出来ないね」
192Socket774:2010/06/30(水) 13:42:00 ID:xPoBPFxF
雄山「これが究極のcpだと? 士郎、お前はどこまで情けないやつなんだ」
山岡&栗田「海原雄山!!」
雄山「お前は今、重大な過ちを犯してしまった」
山岡「何だと!?」
雄山「いいか、お前は一々教えないと分からないのか、その程度の奴は買えなくて当然、と今、口にしてしまったではないか」
山岡「はっ...まさか」
雄山「秋葉原の醍醐味は、その道のプロの主といつ喧嘩が始まってもおかしくない、刺すか刺されるか、そんな殺伐とした雰囲気にある。そこで実際に二度と来るなと塩を撒くとは言語道断」
栗田(確かに海原雄山の言う通りだわ。本当に言ってしまえば、カウンター・ショーケースを囲む常連さんとご新規さん、店員の微妙な均衡が崩れてしまう...
   それに私たちも一応カップル、この場にふさわしくないのかもしれないわ...)
山岡「くっ...では雄山、お前の言う至高のcpとやらを言ってみろ!」
雄山「まだわからないのか、士郎・・・秋葉原とは海の物とも山の物ともつかぬもの。目利きと吟味が基本なのだと」
山岡「まさか、雄山...!?」
マドモアゼル(お茶を出す)「どうぞ」
雄山「あの、牛皿、みそ汁、玉子をくだされ」
山岡「サンボ!?そんなデブの食べるような店が至高だと...!?」
栗田(2ちゃんねるであんなにネタにされているサンボを嗜むなんて、一体どういうことなのかしら?)
雄山「みなさんは牛皿を食べたことがあるかね?」
山岡「ふざけるな!!そんな家庭の味食べてられるか!!そんなのここにいるみんなが分かってる!」」
雄山「まだ分からぬか!!士郎!お前も2ちゃんねるとかいう便所の落書きを信じているとは、究極のcpも所詮その程度のものか・・・」
山岡「く・・・こんなもの(ぱく、もぐもぐ)、、こ、これは・・・」
一同「こ、これは美味い、(ばくばく、もぐもぐ)」
栗田「ほんとに美味しいわ。私たちは匿名掲示板のカキコミを鵜呑みにしてありもしないネタを信じてしまってた」
雄山「ハッハッハッハッハ、士郎!お前も2ちゃんねるなんか卒業して仕事を真面目にしたらどうだ!中川、帰るぞ」
中川「士郎様、失礼いたします」
山岡「くっ・・・俺の…完敗だ」
栗田「山岡さん…」