今期の Top500 で Blue Gene/Q プロトタイプ仕様が公開されたことで、プロセッサが "Power BQC 1600MHz" とされていることが判明した訳ですが、Gree500 関連の報道でちょっと気になる記述があります。
http://www.computerworld.com/s/article/9197259/IBM_tops_Green500_list -------------------
IBM's Blue Gene/Q did not incorporate GPUs but rather relied on another type of accelerator card, the IBM PowerXCell-based accelerator.
-------------------
公開された動作クロックより 256-bit SIMD FPU が実装されていることは明らかなのですが、これがアクセラレータ(=コプロ)的なモノなのか、いつものIBM用語による実行ユニットの追加なのかは興味深いところです。
ちなみに以前の私の予想はこちらですが、APU (AMD用語と違ってIBM用語では実行ユニットの追加)として256-bit SIMD ユニットが実装されるというものでした。
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1253517890/561 ====================
Sequoia のプロセッサに関しては 8-core説と16-core
説がありましたが、16-core で確定ですね。
SIMDユニットも、3.2GHz/倍精度2並列説と1.6GHz/倍
精度4並列 (or 倍精度2並列 x 2)説 がありましたが、
16コアともなると1.6GHzで間違いないのではないでしょ
うか。
PPC470系コアと VSX x 2の"Double Hummer"後継
APU の可能性が高くなったかと。
====================