■フォーマット
・クイックフォーマット→読みも書きもしない(MFT作成して、先頭と末尾にシークできたら終了) 所要時間20秒で完了
・通常フォーマット→クイックと同じMFT作成+全領域を読み込み(不良セクタチェックのためのリードスキャン) 1TBで4時間弱
・WD DiagnosticsのExtended Test→不良セクタを発見するためにフルスキャン 1TBで4時間弱
・ゼロフィル→全領域に00を書き込み、ファイルシステムおよびデータを抹消
HDD容量を平均転送速度Ave(HD Tune)で割れば、全領域読み込み時間が推定できる。
1,000,000MB(1TB)÷75MB/s(SATAU接続 5400rpm)÷60(換算:分)÷60(換算:時)≒4(時間)
●フォーマット方法
・お手軽フォーマット ⇒通常フォーマットのみ(読み取り検査すら不必要なら、クイックフォーマットのみ)
・中庸フォーマット ⇒Data Lifeguard DiagnosticsでExtended Test→クイックフォーマット
・念入りフォーマット ⇒Extended Test→Write Zeros(ゼロフィル)→Extended Test→クイックフォーマット
純正診断ツール「Data Lifeguard Diagnostics」
ttp://support.wdc.com/product/download.asp?groupid=608&sid=3&lang=jp ツールマニュアル
ttp://www.wdc.com/en/library/eide/2779-701022.pdf Win版ツール最新のv1.17(2009/12月)は、「一部のセクタしかテストせず短時間で終了する」「表示バグがある」
等の報告があり、下記のv1.13(2009/4月)を使用が無難。 (Dos版ツールにはバグ報告なし)
ttp://support.wdc.com/download/windlg/WinDLG.zip Diagnostics検査でFailが出れば、初期不良交換コース。
フォーマットの前後でSMART値・転送速度を比較し、個体のクセを早期に把握すること。
大容量HDDを正確に運用するためには、最新バージョンのBIOS・チップセットドライバ・デバイスドライバ・ベンダツールが必要。