P5Q不具合報告

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1Socket774
Windows 7環境下でのメモリ動作に異常が見られます。
ASUSのQVLに記載されており、他社メーカー製PCでは正常に動作するメモリが
P5Qではデフォルト設定で動作しないことが多々あります。
やっかいなのはMemtest86+やWindows 7のメモリチェックでも異常検出できません。
どうやらSpeed Step(SS)機能が関係していることがわかりました。
2Socket774:2010/02/25(木) 03:09:18 ID:hO+5T6Qj
経緯
Memtest86+でメモリチェックをしていたため、メモリエラーであることに気づきませんでした。
・P5Q Pro Turboでは、アプリケーションがインストールできなかったり、ファイルコピーでのCRCエラーでメモリエラーであることに気づきました。
・P5Q Deluxeでは、やたらと原因不明のフリーズ(何も反応しなくなる)し、イベントビューにはKernel Power 41の記録が頻繁にありました。
Kernel Power 41を記録せずフリーズすることも多々あり、これがメモリエラーが原因であることはなかなかわかりませんでした。
3Socket774:2010/02/25(木) 03:10:26 ID:hO+5T6Qj
対策:下記対策をTry and Errorで組み合わせることで対処します。

・BIOSでSSを無効にします。これにより目に見えて状況が改善します。
しかし、無効にしてもハードウェアレベルで電圧、クロックを可変させるため、エラーフリーにならないかもしれません。
・メモリクロックを低く設定します。デフォルトクロックより一段下に設定すると、エラーフリーとなりました。
・メモリの動作電圧を少しずつ慎重に上げていきます。こちらの環境では1.8V→1.96Vでエラーフリーとなりました。
・Skewを調整します。電圧を元に戻してSkewを350psに設定すると状況は改善するのですが、エラーフリーとはなりませんでした。

当方では
SS有効、メモリクロックデフォルト、電圧1.8→1.96V、Skew 350psでフリーズは発生しなくなりました。
また、OCメモリ設定に用いられる、
・DRAM Static Rad Control
・DRAM Read Training
・MEM. OC Charger
等の項目の調整も有効に機能すると考えられます。
4Socket774:2010/02/25(木) 03:15:26 ID:hO+5T6Qj
結局、
QVLに記載されているメモリであること、それを他社メーカ製PCにセットした場合、トラブルフリーで動作することを考えますと、
OSのSS制御により、CPUの動作条件がシビアになり、メモリ周りのパターン実装のクオリティが馬脚をあらわしたと考えています。
おそらく、PWBエディタ上で伝送シミュレーションによる検証不足ではないかと疑っています。