【GF100】NVIDIA GTX4xx 総合 Part16【Fermi】
CharlieはFermiアーキテクチャは今や6ヶ月遅れで、長い開発期間にも関わらず
問題が解決していないことを指摘している。この巨大な回路の製造はとても高コストで、
そしてダイの品質が極めて低いとなると、これでは均衡が取るのがまさに不可能になる。
再確認するが、情報源はNVIDIAの技術者だとCharlieが言っているにしても、
眉にたっぷり唾をつけた方がいいだろう。
加えてダイサイズだが、550平方メートルで、これがTMSCの40nm技術との共存が
ほとんど不可能であると言われており、加えて消費電力の問題もあり、
それでランニングコストが高くなるばかりでなく発熱も酷くなる。
彼らがこのトランジスタ層にある問題を解決しに行くとすればアーキテクチャを再構成するしかないが、
しかしパフォーマンスを落とさなければ、それによってさらに回路が巨大化し、消費電力も増え、新たな問題が発生する。
その記事はNvidiaが2010年には宣伝用の製品を覗いては何も発売しないという、終末の日の予測に他ならない。
28nmのFermi IIが解決策だとは言うが、そこまで辿り着くには長い道のりだ。
あの記事では言いづらい材料が、幾許かでも、もしあるとするなら、Nvidiaはずっと長いこと逆風の中、
上り坂に向かって必死に仕事をしていていることは我々も知っており、この新アーキテクチャの
最終期限やテストサンプルについてこれ以上のことが何一つ出てこないのには何か理由があるのかもしれない。
NVIDIAのパートナーから聞いたところでは、最終製品版のカードについても、その実際の発売期日についても
ほとんど何も知らされていないということだ。来月のCeBITでNVIDIAがもう少し情報公開することが予測されるが
おそらく我々が期待するほどでは無いだろう。(終)