Serial ATA総合 Port19

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■フォーマット

・クイックフォーマット→読みも書きもしない(MFT作成して、先頭と末尾にシークできたら終了) 所要時間20秒で完了
・通常フォーマット→クイックと同じMFT作成+全領域を読み込み(不良セクタチェックのためのリードスキャン) 1TBで4時間
・WD DiagnosticsのExtended Test→不良セクタを発見するためにフルスキャン  1TBで4時間
・ゼロフィル→全領域に00を書き込み、ファイルシステムおよびデータを抹消  

容量を平均転送速度Ave(HD Tune)で割れば、全領域読み込み時間が推定できる。
1,000,000MB(1TB)÷75MB/s(SATAU接続 5400rpm)÷60(換算:分)÷60(換算:時)≒4(時間)  

●初期テスト&フォーマット
・お手軽フォーマット ⇒通常フォーマットのみ(読み取り検査すら不必要なら、クイックフォーマットのみ)
・中庸フォーマット  ⇒Data Lifeguard DiagnosticsでExtended Test→クイックフォーマット
・念入りフォーマット ⇒Extended Test→Write Zeros(ゼロフィル)→Extended Test→クイックフォーマット

純正診断ツール「Data Lifeguard Diagnostics」v1.21(2010/4)
ttp://support.wdc.com/product/download.asp?groupid=608&sid=3&lang=jp
ツールマニュアル
ttp://www.wdc.com/en/library/eide/2779-701022.pdf
Win版ツールの旧v1.17(2009/12)は、「一部のセクタしかテストせず短時間で終了する」等のバグ報告がある。
(バグ報告のないDOS版ツールのIDEモード使用を推奨)

DiagnosticsでFailが出れば、初期不良交換コース。
フォーマットの前後でSMART値・転送速度を比較し、個体のクセを早期に把握すること。