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韓国人が日本を嫌うのは、加害者の過去を忘れているから
24日、アメリカのオバマ大統領が議長を務めた国連安全保障理事会で「核のない世界へ」との決議案が満場一致で採択された。
また、鳩山首相は世界で唯一の被爆国としての立場から、核兵器の悲惨さを世界に強く訴えた。そして核の根絶に向け「非核三原則」の堅持を重ねて宣言し、核軍縮・不拡散を日本が先頭に立って主導するとの考えを改めて主張した。
これからの核問題を解決するためには、被害者や加害者という枠組から一歩前進して取り組む必要があり、今回のオバマ大統領と鳩山首相の演説はその意味でも高く評価されている。
一方、韓国人ブロガーのNLBRは、9月26日付朝日新聞の「天声人語」の記事を紹介し
「日本の願いは核の廃棄であるそうだ。核の廃棄問題よりも重要視されたのは、北朝鮮による日本人拉致問題の解決ではなかったのか。(拉致問題は)日本が北朝鮮を嫌う理由である」と、6ヶ国協議で「日本人拉致問題」を前面に出していた日本の姿勢に言及する。
被爆国である日本の、核のない世界の国連演説に対する日本のマスコミの反応を聞いていると、もう自分たちが一番過ちのない、立派な国民になったようだ。
核兵器の犠牲者としての日本だけがあり、第二次大戦での加害者としての日本はない。この点が、韓国人が日本を嫌う理由であるとの見解を書き綴った。