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Socket774:
売り手良し・買い手良し・世間良しの精神
日本人がなぜ、ハイテクに強いかというと、それは昔ながらの職人技があったからだそうです。
刀の鋳造技術が新素材の開発に生かされているとか、焼き物の技術がセラミックスやプロセッサ製造に応用されていたり、
オールド技術の中からハイテクに応用できるものがたくさんあるそうです。
そのような貴重な製造業を捨て去って金融立国へ転換しようというのが竹中路線のようですが、
それもおかしいのは、売り手よし・買い手よし・世間よしの近江商人の精神が日本の商業の中には息づいており、
それらを捨て去り、株主のみが利益を独占する欧米型グローバルというのはサブプライムで破綻しているにもかかわらず
それを正しい唯一の解であるといまだに竹中平蔵先生は主張しているわけですが、それはおかしいだろうということです。