■フォーマット
・クイックフォーマット→読みも書きもしない(MFT作成して、先頭と末尾にシークできたら完了) 所要時間20秒で完了
・通常フォーマット→クイックと同じMFT作成+全領域を読み込み(クイックフォーマットではできない不良セクタのチェックのために、リードスキャンをしている) 1TBで4時間
・WD DiagnosticsのExtended Test→不良セクタを発見するためにフルスキャン 1TBで4時間
・ゼロフィル(ZeroFill)→全領域に00を書き込む
ゼロフィルしてから通常フォーマットすると、全領域に対して読みも書きもチェックできて確実と言えるが、
純正ツール「Data Lifeguard Diagnostics」のExtended Testでは、不良セクタのチェック済みだから、
改めて通常フォーマットしなくても、クイックフォーマットだけでOK。
結局メーカーツールで全領域リード・全領域ライト・ゼロフィルをやるのが、時間はかかるが最も安心。
Diagnosticsでエラーが出れば、初期不良交換コース。
●フォーマット方法
・お手軽フォーマット ⇒通常フォーマットのみ(読み取り検査すら不必要なら、クイックフォーマットのみ)
・中庸フォーマット ⇒Data Lifeguard DiagnosticsでExtended Test→クイックフォーマット
・念入りフォーマット ⇒Extended Test→Write Zeros(ゼロフィル)→Extended Test→クイックフォーマット
・純正診断ツール「Data Lifeguard Diagnostics」
ttp://support.wdc.com/product/download.asp?level1=6&lang=en ツールマニュアル
ttp://www.wdc.com/en/library/eide/2779-701022.pdf ■データ消去
フォーマットやFDISKで領域の開放をしただけでは、データが復元される可能性がある。
復元されないためには、純正ツールDiagnosticsで全セクタにゼロフィルした後にクイックフォーマットする方法がある。
データ抹消ソフトも全セクタに00を書き込んでるだけでやっている事は同じ。
(駄目ソフトだとMFT部分に書き忘れたりするので、注意。)
これで一般的な復元ソフトでのデータ復旧は出来なくなるが、
心配なら適当な動画でもコピーしてからゼロフィルし、さらにcipherコマンドでデータ抹消。