(※) 動物電源
動物電源とは、Deer Computerで作られた安物電源。主にケース付属電源として売り出され、
LION , EAGLE , MIRAGE , DEER … と、動物の名前が使われる為、動物電源と言われています。
(Tigerは動物電源ではありません。JAMICONの項目参照)
(ちなみにDeer Computerの親会社はFoxconnだったりします)
型番が「DR」で始まるor型番最後が「○○○ATX」になっている電源はDeer Computer製である
可能性が高いです。SW電源・筋肉電源・SkyHawkも動物電源になります。とにかく安価に仕上げる為に、
パーツの品質や基本設計は悪く、正しい使用方法でも短期間でコンデンサ破裂・故障を引き起こす
様です。Deer Computer製でもそれなりの価格がする電源はそれなりの性能という書き込みを見た事が
ありますので、価格によって製品を作り分けるのが上手いメーカーなのかもしれません。
動物電源に限らず、安物電源全般は怪しいコンデンサが目白押しですので、保証期間を過ぎているなら
腑分けしてチェックしてみる事をオススメします。2次側のコンデンサは発振により負荷が掛かりやすく、
さらに隣り合う抵抗の発熱により短時間で液漏れを起こす場合があります。
(当サイトのCECのコンデンサ画像は隣接する抵抗の熱により焦げてモッコリした画像です)
抵抗がコンデンサ側面に接触している場合、抵抗を曲げる・抵抗の足を延ばして背を高くする等の方法が
あります。安物電源ではこのような熱を考慮したパーツ配置も考えていないのが実情です。