「別冊宝島 朝鮮総聯の研究」 1995年 日名子暁他 宝島社
■私が「商工連合会」と付き合うこれだけの理由
http://homepage1.nifty.com/kaminosumukuni/sayoku/zeikintyou.htm 谷川宏夫さん(仮名、31歳)は、祖父が始めたパチンコ店グループを引き継ぐ在日3世である。
その谷川さんにパチンコ業と朝鮮総聯ならびに北朝鮮との係わりを語ってもらった。
いま日本全国に約1万8000軒のパチンコ店があります。
推定ですが、いわゆる"北"のパチンコ店は5000軒程度あるとみていいと思います。
これだけのパチンコ店が、総聯と親しいわけです。
正確に言いますと、各地方にある商工会
(在日本朝鮮人商工連合会(朝鮮総聯の傘下団体))に加入していて、
定期刊行物代を含めて月々2万円の会費を払っています。
商工会の税務担当は、長年、税金を扱っているプロ中のプロですので、
表も裏も知りつくしている。
帳簿を見ると、これはどのくらいの税金を払えばいいかという「落としどころ」が分かるわけですよ。
私が3億円と計算したところを、彼らは8000万円で済むと読む。
そうであれぱ、私は2億2000万円の節税になるわけですよね。
この3億円と8000万円は、机上の数字ではありませんよ。
商工会に依頼すれば、事実、このぐらいの比率で節税ができます。
2億2000万円の節税ができるなら誰でも商工会に加入しますよね。
これは朝鮮商工会の歴史と実績としかいいようがないでしょうね。
だって、国税庁との覚え書きがあるという噂があるのば朝鮮商工会ぐらいのものでしょう。
そうなったのは、76年頃からだったとも聞いていますよ。
ですから、私のところの税金申告書の担当税理士欄には、朝鮮商工会の印が捺してあります。
で、窓口での交渉は、税務署と商工会ということになりますね。私は、いっさい関係なしでね。
その結果が、さっき話したとおりですよ。商工会も、いろいろ裏技を使っているようですね。