EETimesがISSCCのパネルディスカッション"Can Multicore Integration Justify the Increased Cost of
Process Scaling?"について報じているす。
http://www.eetimes.com/news/semi/showArticle.jhtml?articleID=206105179 参加パネリスト所属の各社の次世代の方向性が仄見える内容になっているかと思うす。
■AMD (Chuck Moore 氏)
現行の携帯電話が専用機能の複数のチップで構成されているように、プロセッサもヘテロコア構成へ
向かう。この結果、ソフトウェアも複数の命令セットをカバーできるようにAPI単位での共通化へ向かう。
DirectXが好例となる。[MACオタ注: 昔"x86 everywhere"を唱えたのわ、どの会社だったすかね。。。]
■ルネサス (長谷川 惇 氏)
AMDに同意するとのこと
■Tilea (Anant Agarwal 氏)
汎用コアをマルチコア化していくのがソフトウェアから見ると最も単純。コアの数はムーアの法則通りに
18ヶ月ごとに2倍に増えて行き、2017年には組込向けで4,096コア、サーバーで512コア、デスクトップで
128コアとなるであろう。
これにつれてスレッドとキャッシュ同期が必要な現行のOSはコア数にスケールしないので滅ぶんだそうす。
--------------------
"SMP Linux will go the way of the dinosaur," said Agarwal.
--------------------