CPUアーキテクチャについて語れ 9

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947MACオタ
EETimesがISSCCのパネルディスカッション"Can Multicore Integration Justify the Increased Cost of
Process Scaling?"について報じているす。
http://www.eetimes.com/news/semi/showArticle.jhtml?articleID=206105179
参加パネリスト所属の各社の次世代の方向性が仄見える内容になっているかと思うす。
 ■AMD (Chuck Moore 氏)
  現行の携帯電話が専用機能の複数のチップで構成されているように、プロセッサもヘテロコア構成へ
  向かう。この結果、ソフトウェアも複数の命令セットをカバーできるようにAPI単位での共通化へ向かう。
  DirectXが好例となる。[MACオタ注: 昔"x86 everywhere"を唱えたのわ、どの会社だったすかね。。。]
 ■ルネサス (長谷川 惇 氏)
  AMDに同意するとのこと
 ■Tilea (Anant Agarwal 氏)
  汎用コアをマルチコア化していくのがソフトウェアから見ると最も単純。コアの数はムーアの法則通りに
  18ヶ月ごとに2倍に増えて行き、2017年には組込向けで4,096コア、サーバーで512コア、デスクトップで
  128コアとなるであろう。
  これにつれてスレッドとキャッシュ同期が必要な現行のOSはコア数にスケールしないので滅ぶんだそうす。
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    "SMP Linux will go the way of the dinosaur," said Agarwal.
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948MACオタ@続き:2008/02/09(土) 11:56:32 ID:37ie/uQZ
 ■SUN (Rick Hetherington 氏)
  サーバープロセッサは2018年までに32-128コアとなる。ソフトウェア的には現行のスレッドモデルが
  生き残り、コアあたり500-1000スレッドを処理する。
  SUNではマルチコアプロセッサの用途としてGoogleのようなwebアプリケーションを想定しているとのこと。
 ■Intel (Shekhar Borkar 氏)
  マルチコアにむけて、単一コアは極端にシンプルになる。
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    "A core will look like a NAND gate in the future. You won't want to mess with it," said Borkar.
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  ソフトウェア側は革命的な変遷が起こるとの事。
 ■IBM (Brad McCredie 氏)
  基本的にはヘテロコアに向かう。CELLのような汎用コア+アクセラレータから、将来は汎用コア+
  数種の専用コアという構成へ。
  マルチコアサーバーの市場は必ずしもスレッド化が容易なwebアプリばかりではない。シングルスレッド
  性能も重要。