ちょっとソフト開発で調べたことあるから教えてあげる。
最新のDXVA 1.0ではデコーダ部分にH.264のCABACもVLDプロファイルとして追加されている。
H.264は複雑だからプロファイルは大まかに定義して、実際の細かい違いはH.264専用の構造体にパラメーターが用意されている。
そう、>854の言っていることは正しい。
DXVA 2.0にはもともと全てが対応されている。実際はDXVA 2.0のデコーダ部分の一部がDXVA 1.0にも提供されたと考えるべき。
さて、DXVA 1.0とDXVA 2.0がほぼ同じならなぜ?っという話だけど、
DXVA 1.0と呼ばれるAPIは存在しない。必ずDShow VMR9を使わないといけない。
DXVA 2.0はAPIが存在する。だからDShowやMediaFoundationを一切使わなくてもDXVAが使える。
また、DShowでもMediaFoundationでもEVRっていうのを使えば自動的にDXVA 2.0を使ってくれる。
で、PureVideoがどうのこうのだけど、基本的にDXVA 2.0を直接使えばPureVideoの機能の95%位は自動的に使ってくれる。
唯一、使えない機能はオーバーレイ。。。
DXVA 2.0というか、DXVA 2.0を使うためにはDirectX9を使う必要があるけど、オーバーレイはDirectDrawでしか提供されていない。
ここで、問題になる。どうすればDXVA 2.0を使いながらオーバーレイを使うのか?
その答えは、PureVideoの独自機能でDirectX9をだましてオーバーレイを強制的に使う。
これがHD-DVDとかBlu-rayプレイヤーがオーバーレイとDXVA 2.0を併用出来る理由。
↑でも出ているけど、PureVideoってほとんどマーケティングネームだよ。
うちの会社は弱小だからPureVideo独自機能は使うのあきらめたけどDXVA 2.0を使えばOK。
結論は、Vistaってオーバーレイなくても速いのね。