【伝説】M&Sメモリ 友の会【愛のメモリー】

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 こんな夜更けにmemtestを走らせるのは誰だろう。
 それは父と子だ。父はおびえる子をひしと抱きかかえている。

父「息子よ、なぜ顔を隠すのだ」
子「お父さんには魔王が見えないの。保証の切れたノーブランドメモリを片手に持っている・・・」
父「あれはCFDだ・・・」
魔王「かわいい坊や、一緒においで。面白い遊びをしよう。綺麗なM&Sを99exがたくさん用意して待っているよ。」
子「お父さん、お父さん!きこえないの。魔王がぼくになにかいうよ。」
父「落ち着きなさい、HDDがシークしているだけだよ。」
魔王「いい子だ、私と一緒に行こう。私のメモリ(M&S)たちがもてなすよ。memtestをここちよく赤に染めるのだ。」
子「お父さん、お父さん!見えないの、あの暗いところに魔王のDDR2メモリーが!」
父「見えるよ。だが、あれは古いSIMMメモリーだよ。」
魔王「愛しているよ、坊や。お前の美しいブランドメモリーがたまらない。力づくでもつれてゆく!」
子「おとうさん、おとうさん!魔王がぼくのメモリーを引っこ抜く!魔王がぼくをひどい目にあわせる!」

 父親はぎょっとして、memtestを全力で走らせた。あえぐ子供を両腕に抱え、やっとの思いで完走した・・・
 メモリーはすでにM&Sにすり替えられ、画面を赤く染めていた。