以前にSE-90PCIをM-AUDIO DUOに繋いでRMAAしてた者ですが、
E-MU 1212Mを手に入れる事が出来たので、また測定してみました。
ttp://deaikei.biz/up/up/4158.zip.html DLパスはいずれもONKYO
DUOでは入力性能が足りなかったらしく、1212Mと比べるとこのような測定差が出てます。
ttp://deaikei.biz/up/up/4159.zip.html 16bit44.1Khz、24bit48Khz共に値が伸びるとともに、DUOでは見えなかったノイズの凸凹が確認できます。
またOutputが同じでも、Inputによってf特性の結果もけっこう変わりますね。
この結果を見るに、たとえ16bit出力といえどADCの性能がDACの性能を十分に上回っていないと
そのサウンドカードの出力性能を測った事にはならなさげです。
可能なら1212Mよりもさらに高性能なInput環境で測定できれば、現状の値が限界なのか
それともInput側の限界なのか判るのですが…。
せっかくなのでタネ氏提供の0404USBとの比較。
ttp://deaikei.biz/up/up/4160.zip.html Input側が違うので単純に比較は出来ませんが、同メーカー製品/同メーカーADC/SN比120前後の環境での
測定なので、個々でのループバックや他メーカ製品での比較よりはマシかと。
これで見る限り、ノイズやSN比は言われる程悪くは無さそうですね。
手元に1644のデータしか無かったのでこっちだけ。2448環境で比べるとキツいかな。
f特性はSE-90の方が高域が弱いですね。
上のDUOvs1212Mを見るに1212M自体の高域入力特性が悪い可能性もありますが。
逆に低域は0404USBの方が弱いですね。20Hz以下の音なぞ知らんと言われればそれまでですが、
俗にいう「カマボコ」っぽいのは果たしてどちらなのかw
まぁこれも高域の件とは逆に0404USBのInput側の低域特性が悪い可能性もあります。
最後にInputを1212Mで揃えた、SE-90とDUOと1212MのOutput比較。
ttp://deaikei.biz/up/up/4161.zip.html DUOはハムノイズ除去の改造したらSN比がちょい悪くなってしまいましたが、まぁこんなもん。
以外に1212MがSE-90より悪かったりしますが、これは1212MのDSPボードからのノイズが実はけっこう出ていまして、
SE-90は間にNO-PCIを挟んだものの、1212MのアナログI/Fボードは隣接の上に反対側がCPUと電源という悪条件。
レイアウトを改善すればもっと良い値が出るものと思っていますが、こう考えると
アナログI/Fが外部の1616Mは使い出がよさそうだなぁ…誰か交換して下さい。